カタール航空の搭乗記! 座席・機内食・機内サービスのご紹介 エコノミー編 [2024年]
※ 2020年までの情報となります。記載している情報が古い場合がございます。最新の情報をご自身にてご確認ください。
こんにちは!今回は、最近一番登場回数の多いカタール航空のご紹介です!今回は、アゼルバイジャン・バクーにあるヘイダル・アリエフ国際空港(GYD)から、カタール・ドーハ(DOH)乗り継ぎで、成田空港(NRT)までのフライトをレポートします。
カタール航空とは?
カタール航空は、カタールの国営航空会社です。コードシェアを含めると世界150都市以上に就航しています。カタール航空は、世界規模の航空連合であるワンワールドに加盟しています。日本では、日本航空(JAL)が加盟しています。
イギリスのSkytrax社の格付けでは、最高の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ」に認定されています。2019年には、「エアラインズ・オブ・ザ・イヤー2019」にて、堂々の第1位を獲得しました。
最新鋭の機材を利用していることも多く、サービス共に評価の高い航空会社です。
使用機材について
エアバス社とボーイング社でほぼ半々で所有しています。個人的にはエアバス社の機材が好きなので、A320-200型機とA350型機を利用することが多いです。保有機材の就航年数は、平均4年と短く、常に新しい機材で運行しています。
座席間は広めですが、全面のモニターがなく、アプリにて自分で映画などエンターテインメントを見るスタイルです。CAさんに尋ねると教えてくれます。
新しいA350-1000は、座席ピッチも広く、快適です。全面のモニターも調子がいいので使い勝手がいいですね。
この機材は、充電がこれまでUSBのみだけでしたが、コンセントタイプも利用ができるようになりました。かなり使い勝手が改善されているように感じます。
1994年から就航を開始していますが、これまで重大事故を起こしておらず、安全面においても評価が高いです。
機内サービスについて
機内食は、イスラムの影響により、豚肉を使用しない食事になります。日本就航便には、和食・洋食・アラビア料理の3種類が用意されていることが多く、個人的にも機内食としては、美味しい部類に入るかと思います。
ドリンクは、豊富なソフトドリンクに加えて、ビール、ワイン、ウォッカ、ウイスキー、ブランデーなどアルコールも豊富に提供しています。(呑兵衛には、嬉しいサービスです)
機内食のご紹介!
カタール航空の機内食は、年々美味しくなっている気がします。今回は、バクー(GYD)→ドーハ(DOH)のA320とドーハ(DOH)→羽田(HND)のA350の2機に搭乗してきました。
エコノミークラスの機内食は、メインディッシュを3種類から選ぶスタイルです。その他にもベジタリアン、ビーガン、糖尿病食などは、事前にカタール航空のホームページからリクエストをすることが可能です。
ちなみにプリビレッジクラブの上級会員になると搭乗後にCAさんが席まで挨拶に来てくださり、事前にお好みのメニューをヒアリングしてもらうことができます。
今回は、チキンをセレクト!ベジタブルヌードルも気になります。綺麗な入れ物に入っており、熱々で提供されます。ちなみに最近は、パンも温めてくれるのですが、電子レンジを利用しているためか、すぐに食べないとすごく固くなってしまいますので、ご注意ください。
チキンの味付けも美味しく、ヌードルはちょっと伸びている感じもしましたが美味しかったです。
続いては、A350での機内食になります。
A320の朝食になります。この日は、魚(フィッシュ)をセレクトしてみました。
JALとのコードシェア便のため、和食風のメニューです。今回は、鮭の塩焼きと卵焼き、ゆかりご飯です。こちらは薄味ですが、美味しかったです。
飛行中のwifi環境についても現在は、60分無料から有料のサービスがあります。しかし、Youtubeなどの動画は見ることが厳しいので、LINEやInstagram、メールなどテキストベースであれば、問題なく利用ができます。
機内のエンターテインメントは、映画・TV番組・音楽・ゲームなど多彩にあります。映画などは、最新公開の映画から、メジャータイトルまで様々あります。言語も日本語対応しているので、字幕でも吹き替えでも視聴することができます。
空港・ラウンジについて
こちらは、ハマド国際空港を拠点に就航していますが、詳細については、ハマド国際空港のレポートにまとめる予定です。
ドーハ・ハマド国際空港のレポートは、こちらで確認いただけます。
マイレージサービスは?
カタール航空では、独自に「プリヴィレッジ・クラブ」があります。また、ワンワールドに属しているので、ワンワールドグループのマイルへの加算も可能です。
プリビレッジ・クラブには、バーガンディー/シルバー/ゴールド/プラチナの4ランクがあり、ワンワールドメンバーランクでは、サファイア(=ゴールド)/エメラルド(=プラチナ)と同等のサービスを受けることができます。
ちなみに筆者は、最近はゴールドを維持しています。ランクを上げるためには、カタール航空独自のQ pointを貯める必要があり、年間ポイント数が、150P以上=シルバー、300P以上=ゴールド、600P以上=プラチナとなります。(実際にサービスを享受するためには、ゴールド以上のステータスがおすすめです)
日本〜ドーハ〜バクーのエコノミークラスで換算すると、シルバー(2.5往復)、ゴールド(5往復)、プラチナ(10往復)くらいが目安となります。
詳細については、こちらをご覧ください。
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プリヴィレッジ・クラブって使えるの?
筆者は3年間プリビレッジ・クラブのゴールド会員ですが、日本〜ドーハ〜アゼルバイジャンに乗る機会が多かったため、比較的順調にQ pointを取得して、サービスを享受でき満足していました。サービスとしては、以下を体験しています。
- 優先チェックイン(ビジネスクラスカウンター)
- 優先レーン利用
- ラウンジの利用
- 超過手荷物
- 無償アップグレード(エコノミークラス → ビジネスクラス)
- 優先手荷物
- 優先機内食
優先チェックイン/優先レーンは、繁忙期にはとても助かります。通常、30分以上待たされる手荷物の預け入れをほとんど待つことなく預けることができ、その後優先レーンを通過して、出国までスムーズです。
特に優先レーンは、これまでJGC・SFCでも利用できましたが、現在は利用航空会社と一致する必要があるので、プリビレッジ・クラブであれば、いつも通り利用が可能です。
ラウンジも国際線のため、アルコール類も飲み放題でおいしい食事もいただけるので、出発前の時間を優雅に過ごすことができます。
手荷物系サービスは、いざという時に便利でした。
優先機内食とありますが、シルバー会員以上には、機内にて最初にCAさんが個別に挨拶をしてくれて、その際に希望の機内食を聞いてもらい、食事が始まると一番最初に個別で運んでもらえます。たまに人気の機内食は品切れになることがあるので、この場合は、確実に食べたいものをもらうことができます。
最後に無償アップグレードについては、詳細はわかりませんが、これまで何度もビジネスクラスにアップグレードしていただきました。特に長距離の日本〜ドーハ間では、重宝します。
ちなみに現在カタール航空のビジネスクラスは、個室タイプになっており、フルフラットベッドで普通のホテルみたいに快適です。
結論として、使えるか?との質問に関しては、これまでのサービスに満足しており、使えます!とお答えします。ただ、カタール便をメインに利用する場合にはいいのですが、年間に飛行機に乗る回数が多く、いろいろな場所に行くような場合には、他のサービスも総合的に考えたほうがいいかもしれません。
マイルの利用などは、また改めてレポートする予定です。
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