カタール航空搭乗記!お得にアップグレードしました!ビジネス+エコノミー編
今回は、おなじみのカタール航空で中距離路線のマレーシア・クアラルンプールから、カタール・ドーハまでのビジネスクラス搭乗記とドーハから、バクーのエコノミークラスの搭乗記をレポートします。
これまでのフライトが長距離 or 短距離路線の利用が多かったため、今回はじめての中距離路線を体験しました。
カタール航空は、2019年のワールド・ベストビジネスクラスの堂々第1位を獲得しているため、サービス・設備は世界一を誇る人気のビジネスクラスです。
今回の航空券は、カタール航空のマイルを利用して取得した特典航空券になるため、通常のQマイル、Qクレジットを利用したアップグレードは対象外となります。
お得なアップグレード方法
特典航空券でもアップグレードする方法が2つあります。また、この方法は確実にアップグレードできるわけではありませんが、かなりお得にアップグレードすることができます。
- プリビレッジクラブメンバーへの直前のアップグレードオファーを受ける
- 空港のチェックインカウンターでアップグレードを行う
もちろん搭乗予定のフライトにビジネスクラスの空きがあることが前提となりますが、座席が空いている場合には、数日前または、前日にプリビレッジ・クラブの登録メールアドレスにアップグレードオファーが届きます。
このようなメールが届きます。実際に予約をしている区間とアップグレード金額が下に記載されています。今回は、搭乗予定日の4日前くらいにメールが届きました。
このような金額とその場でアップグレードすることができます。金額的には、2路線で4,000リンギット(MYR)で、1リンギット=27円で換算すると108,000円です。どちらか片方だけのアップグレードも利用することができます。
フライト時間が、KUL〜DOHが約7時間、DOH〜GYDは2時間半程度のため、今回はKUL〜DOHだけをアップグレードしました。時間も機材も違うのですが、ほとんど同じ値段でした。
無事にクレジットカードで決済を完了して、準備完了です。
チェックイン
チェックインは、WEBチェックインを行ってもいいですし、通常の空港カウンターで行っても大丈夫です。いつものチェックイン方法と同じになります。
通常通り、出国が完了しました。ただ、チェックインカウンターで職員の方に「今回はアップグレードなのでラウンジは使えないよ」と言われました。
ただ、カタール航空利用であれば、プリビレッジクラブまたは、ワンワールドの上級会員であれば、無料でラウンジを利用できるので、その場合には、そのことを職員の方に伝えましょう。
自分は、プリビレッジクラブ・ワンワールドの上級会員だったので、ラウンジのインビテーションを作成いただき、無事にラウンジでゆっくりと搭乗までの時間を使いました。
今回利用した「PLAZA PREMIUM FIRST」の詳細については、以下の記事にレポートしました。
搭乗までの時間を有意義に使えるので、ラウンジの利用はおすすめです。
使用機材
今回使用する機材は、A350-1000になります。ドーハ・日本間でも利用されており、カタール航空のQ suiteになっているので、とても快適なフライトができます。
カタール航空のQ suiteは、完全個室型のビジネスクラスなんで落ち着いたフライトを体験できます。ただし、席の方向が前後になっているため、進行方向と逆方向の座席になるので、座席を予約するときには注意しましょう。
不安な場合には、チェックイン時に再度確認することをおすすめします。基本的に偶数が進行方向、奇数が逆方向になっています。今回は、進行方向側の2Jを予約しました。
アメニティの入っているポーチと毛布、やわらかい枕がセットされています。ポーチの中身は、イタリアかインドなどの高級ブランドを使用していることが多いです。リップ、ボディクリーム、歯ブラシ、靴下、耳栓、アイマスクなどが入っています。
座席のリクライニングなどのボタンがついています。フルフラット、食事モード、離発着モードなど細かく設定ができるようになっています。
正面のモニターの下には、オットマン、フルフラット時の足を伸ばせるスペースがついています。座席もかなり広めに作られているので、ゆったりとできる空間になっています。
離陸前には、ドリンクサービスがついています。今回は、ウエルカムシャンパン(ロゼ)と温かいおしぼりをいただきました。おしぼりは、温かい・冷たいを選ぶことができます。
このような個室用の扉があるので、上空で安定してからは閉めてプライベート空間になります。上部は開いているので、CAさんが客室を確認することができます。
扉を閉めるとこのような感じになります。完全に通路から遮断されるので、寝るときも快適です。この仕様に慣れてしまうと他のビジネスクラスが少し物足りなくなってしまいます。
機内サービス
機内食(朝食)
今回のフライトは、朝から夕方到着なため、初回の食事は朝食になります。朝食は洋食をチョイスしました。はじめにフレッシュジュースのサービスで、オレンジとグァバから選べたため、南国のグァバを選択。
しっかりと果肉感もあり、美味しいジュースです。熱帯地域のクアラルンプールの余韻を少しでも感じていたい気分でした。
テーブルクロスを引いてもらって、美味しいパンとジャム(今回はマーマーレードを選びました)などをセットしてくれます。ジャムは、いつもストロベリーとマーマレードなど数種類から選べます。
スクランブルエッグ、ソーセージ、ポテト、ビーンズ、トマトのプレートです。ケチャップやマスタードなどは、欲しい種類をいただけます。
朝食なので、結構シンプルでした。前回の短距離路線の朝食は、コースになっていたので、そちらの方がおすすめかも知れません。
搭乗前にラウンジでも食事をしたので、量的にはちょうどよかったです。この後は、着陸前に軽食が出る予定です。ちなみにその間には、いつでも注文できる軽食があるので、小腹がすいたときには重宝します。
機内食(軽食?)
着陸の2時間半前に軽食のホットサンドイッチをオーダーしてみました。
新鮮野菜とチーズたっぷりのホットサンドイッチです。時差の都合で、まだ12時前なので実質3回目の食事ですかね。さすがにそれほどお腹はすいていませんでした。
ビーフステーキとオニオン、チーズが入っています。アツアツで提供してくれるので、チーズが良く伸びます。この後、ドーハ・ハマド国際空港へ着陸です。
カタール航空のビジネスクラスは、いつもサービス・設備共にとても満足できるのですが、機内食に限ると夜・深夜便の方が、コース料理でしっかりと作り込まれた美味しい食事をいただける印象があります。
トランジット
今回は、ハマド国際空港でのトランジット時間が約5時間あるため、ふたたびラウンジにて休憩です。
今回の着陸後はバスでなく、ターミナルでしたが、結構遠いところのため、通路を歩いてトランジットゲートを目指します。これだけ歩く場合には、バスのほうが直接トランジットゲート下まで行くので、便利ですかね。
トランジットゲートが、ターミナルD・Eの場所だったため、無人電車でラウンジのある中心部へ向かいます。ここで無人電車を知らずに歩くと更に10〜15分歩くことになります。
反対方向からの乗車だったので、車内はガラガラでした。この電車にのれば、すぐに中心部に到着することができます。
いつものハマド国際空港のテディベア前に到着しました。
この後、4時間ほどラウンジでゆっくりと仕事をしようと思います。ラウンジの詳細は、以下のレポートで確認いただけます。
ドーハからバクーへ
最後の旅程である、ドーハからバクーへのフライトになります。ちょうど新型コロナウイルスのウイルスの影響か、バクー便の待合スペースがガラガラでした。
今までバクー便でこれまで閑散としていることを経験したことがありませんでした。トランジット客の遅れか、またはこの後に来るのかなと思いながら搭乗時間が近づきました。
結局ほとんどの乗客が来ていない状態で搭乗が始まりました。搭乗後も乗客が来ず、結局この便に搭乗した人数は、12〜13人程度でした。ほぼ1列貸し切りで寝放題ですw
使用機材は、古いA320でした。しかし、古いのですが前方に小さいながらのスクリーンがあるので、こちらの方が映画鑑賞などをできるので好きです。(スクリーンがない場合も手持ちのスマホなどで視聴はできますが)
入国書類
今回の新型コロナウイルスの影響と思われますが、アゼルバイジャンへ行く航空機の中で新しい書類を書くことになっていました。
記載事項は、航空便、座席などの機内での情報、アゼルバイジャンでの滞在先などになります。近々アゼルバイジャンに入国される方がいれば、事前に調べておくことをおすすめします。この用紙は、機内で回収されました。
機内食(夜)
いつも食べているカタール航空の機内食です。今日は、朝のラウンジから始まって、1日中食べている気がします。
チキン煮込みとポテト、ミックスベジタブルです。少し薄味に感じたので、塩コショウを使いました。ピンク色のサラダ、クスクス?は、何味かはわかりませんでした。さすがに運動をせずに食べすぎてしまいました。
カタール航空のビジネスクラスは、本当にサービス・設備が良く、世界1位のビジネスクラスでした。次回は、他の航空会社も利用して、新たにレポートしていきます。
カタール航空のプリビレッジクラブは、お得なマイレージサービスです。また、キャンペーンを行う頻度も高く、お得に航空券をゲットできるチャンスが高いです。
カタール航空を予約する際には、ぜひカタール航空の公式サイトからどうぞ。
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