意外と便利!?都心から成田国際空港までのアクセスを解説!
羽田国際空港の再国際化によって、首都圏の旅行者が羽田を利用する人が増えました。確かに都心部からのアクセスもよく、設備も新しいので当然かもしれません。
また成田国際空港は、東京からのアクセスが悪いイメージがありますが、実は意外と近いんです。今回は、成田国際空港への交通アクセスを紹介します。
ちなみに私の住んでいるアゼルバイジャンからは、1回の乗り継ぎで羽田国際空港も成田国際空港にも行くことができるのですが、当初羽田を利用していましたが、乗客も多く到着時間が遅いので、最近は、乗客も少なく、到着時間も早く、トランジットも効率的な成田を利用しています。
成田国際空港へのアクセスの種類
成田国際空港へのアクセス方法は、4種類あります。さすがにヘリコプターなど一般的に利用しないアクセス方法は外しています。
- 電車
- バス
- 車(自家用車)
- タクシー
利用する手段を選ぶポイントは、以下の5つで比較してみました。実は、旅行に行く時に大変なのは大きなスーツケースだったりします。階段しかない場合、雨の日に外を歩くなどは、できれば避けたいですよね。
- 所要時間
- 時間の正確性
- 料金
- 荷物の運びやすさ
- 天気の影響
電車・バス・車・タクシーの比較一覧(東京駅で比較)
電車 | バス | 車 | タクシー | |
料金 | 1,150〜3,070円 | 900〜3,100円 | 3,000円+駐車場 | 20,000円〜 |
所要時間 | 50〜90分 | 60分〜 | 60分〜 | 60分〜 |
正確性 | ほぼ正確 | 渋滞に影響あり | 渋滞に影響あり | 渋滞に影響あり |
荷物の負担 | あり | あり | なし | なし |
天気の影響 | あり | あり | なし | なし |
価格を基準にするとバスが有利でしょうか。4名以上の大人数ならば、車もありですね。しかし、都心に住んでいる人の車所有率が低いので、これは車を持っている人だけが対象となります。
タクシーは、特別な理由がある場合以外の利用は、厳しいかもしれません。
それでは、各アクセス方法の詳細を紹介していきます。
電車
電車での成田国際空港へのアクセス方法は、5種類あります。
- JR成田エクスプレス
- JR快速エアポート成田
- 京成スカイライナー
- 京成アクセス特急
- 京成快速特急・特急
料金 | 所要時間 | 出発駅 | |
成田エクスプレス | 3,070円 | 55分 | 東京・品川・新宿 他 |
快速エアポート成田 | 1,340円 | 90分 | 東京・船橋・千葉 他 |
京成スカイライナー | 2,680円 | 60分 | 上野・日暮里 |
京成アクセス特急 | 1,430円 | 80分 | 日暮里・京成高砂 |
京成快速特急 | 1,210円 | 90分 | 日暮里 |
東京から成田国際空港までで調べると最短55分の成田エキスプレスが一番早いですね。京成スカイライナーは、最短36分とありますが、日暮里からの時間のため、その他の場所から乗り換えで行く場合は、結果として60分以上はかかりそうですね。
電車のデメリットは、自分の利用する駅(乗り換え含む)で、エレベーターの設置がない場合には苦労します。また、乗り換えの手間が増えてしまいます。山手線を利用する場合には、日暮里駅から京成スカイライナーが一番早いかもしれません。
時間を最優先する場合、所要時間通りに到着することが最大のメリットと言えそうです。唯一、電車で怖いのは、途中で人身事故や計器故障などがあった場合、復旧までに相当な時間がかかり、タクシーなどでの移動でしか対応ができなくなる可能性があります。
バス
- リムジンバス
- 東京シャトル
- THEアクセス成田
料金 | 所要時間 | 出発駅 | |
リムジンバス | 2,800円〜 | 80分〜 | 東京 |
東京シャトル | 900〜1,000円 | 60分〜 | 東京・銀座 |
THEアクセス成田 | 1,000円 | 60分〜 | 東京・銀座 |
※2020年2月1日から、東京シャトルとTHEアクセス成田が統合されます。
リムジンバスは、料金が少し高いのですが、東京駅だけではなく、新宿・渋谷などの都内主要駅周辺、主要ホテルから、直接出ているため、自宅近くに乗り場があると自家用車と同じ感覚で利用することができます。
その場合には、スーツケースの移動も少なく、バスに乗ってしまえば、成田国際空港または、自宅の最寄りまで一気に行くことができます。
東京だけではなく、神奈川県、埼玉県、千葉県と首都圏全てに行き先があるので、東京まで出るだけで時間とお金がかかる場合には、自宅最寄りの乗り場から乗ると大変便利です。
統合される東京シャトル(THEアクセス成田)は、東京駅(銀座周辺)からの乗車ですが、20分おきに運行しており、かつ価格も1,000円と割安です。(事前予約で決済をすれば、900円になります。)
東京駅の乗り場は、八重洲口を出てから5分かからない場所にあるため、東京駅までのアクセスがいい人は、こちらの利用がおすすめです。これまで何度も利用をしているのですが、成田国際空港まで渋滞で大幅に送れた経験はなく、所要時間は、60〜70分で到着しました。
車(自家用車)
車を利用する場合には、自宅から高速道路を利用します。その際にかかる高速料金とガソリン代、また旅行中の駐車料金がプラスされます。
東京駅からの高速料金は、1,800円程度、ガソリン代を加味すると片道3,000円前後になります。また、成田空港での駐車場は、成田空港が運営している駐車場のほか、空港外の民営駐車場があります。価格は様々なので、今回は、平均1,000円/1日で計算すると7日間の旅行では、駐車料金で7,000円かかるため、合計で10,000円になります。
大人数で利用するのであれば、一人あたりの料金は安くなり、自宅まで直行できるメリットがあります。
※駐車場については、選択肢が多いため、別のレポートにまとめる予定です。
タクシー
タクシー料金をナビアプリで確認すると東京駅から成田国際空港までは、20,000円〜となります。また深夜・早朝の利用の場合には、深夜割増になります。タクシー会社によっては、割引料金があるプランもありますが、都内から、成田国際空港までは15,000円〜と高額になります。
タクシーの大きさにもよりますが、大きなスーツケースを積むとなると最大4名が限界と考えると一人あたりの料金は、一番高くなります。
まとめ
結局どの交通手段を使うかは、自分自身の状況に応じて別れます。以下の表にメリット・デメリットを記載してみました。是非自分自身に合う交通手段を選択してみてください。
下記の表から、タクシーは外してあります。(タクシーは、料金が高くとも楽をしたい人向けです)
電車 | リムジンバス | シャトルバス | 車(自家用車) | |
メリット | ・到着時間が正確 ・日暮里からは最短36分で到着 ・普通車なら安い |
・自宅の最寄りで乗れる ・主要ホテルからも利用が可能 |
・料金が安い ・比較的早く到着 |
・荷物の運搬が楽 ・大人数なら安い |
デメリット | ・特急利用は高い ・普通車は時間がかかる ・乗り換えが面倒 |
・料金が高い ・道路事情で時間がかかる場合がある |
・東京駅まで来なければならない ・道路事情で時間がかかる場合がある |
・駐車料金がかかる ・道路事情で時間がかかる場合がある |
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