格安LCC!アゼルバイジャンのButa airwaysを紹介します!
アゼルバイジャンのキャリアフラッグは、アゼルバイジャン航空(Azerbaijan airlines)ですが子会社でLCCがあります。日本では全く?知られていないButa airwaysという航空会社があります。
アゼルバイジャンを中心にコーカサス地域、旧CIS(ソ連)地域へ格安で行ける航空会社です。今回は、この航空会社の紹介をします。
アゼルバイジャンやトルコ、ジョージアなどの周遊に使うことで、近隣諸国をお得に旅することができます。
Buta airwaysとは?
Buta airwaysとは、アゼルバイジャン航空の子会社です。トルコ・ジョージアなどの近隣諸国や旧CIS(ソ連)地域に就航しています。価格は、その時によりますが、フルサービスキャリアの半分以下の価格で購入することもできます。
Buta airwaysの就航都市と参考運賃
Buta airwaysは、以下の都市に就航しています。画像はサイトから参照していますが、情報更新が頻繁に行われているので、古い場合があります。(必ず最新版をご確認ください)
主な就航都市一覧と参考運賃(2020年1月現在)
国名 | 都市名 | 1名片道安値 | 1名往復安値 |
ジョージア | トビリシ | 55.20 AZN (約3,550円) | 110.40 AZN (約7,100円) |
トルコ | イスタンブール | 131.34 AZN (約8,400円) | 262.68 AZN (約16,800円) |
ロシア | モスクワ | 121.82 AZN (約7,800円) | 243.64 AZN (約15,600円) |
ロシア | サンクトペテルブルク | 150.38 AZN (約9,600円) | 300.76 AZN (約19,200円) |
ウクライナ | キエフ | 131.34 AZN (約8,400円) | 131.34 AZN (約16,800円) |
毎日就航している行き先が少なく席数も少ないため、予約をする場合には、早めに予約することをおすすめします。トビリシには、往復10,000円以下で行くことが可能です。
チケット購入方法は?
Buta airwaysは、世界的にもまだあまり認知度がないのか、比較サイトでも掲載される場合と出てこない場合があります。(最近では、掲載されるサイトが増えてきてはいますが)
最安値で利用する場合には、直接Buta airwaysのサイトで検索してみると探し安いです。
※ちなみに親会社であるアゼルバイジャン航空のサイトから予約すると料金が高いことが多いので気をつけましょう。
チケットの種類は3種類!
- Buta budget:預入荷物なし・機内持込(25 EUR or 30 USD)
- Buta standard:預入荷物(1個10kgまで無料)・機内持込(25 EUR or 30 USD)
- Buta super:預入荷物(1個23kgまで無料)・機内持込(25 EUR or 30 USD)
周りの乗客を見ていると日帰り・1泊程度のビジネス利用者なのか、手ぶらで搭乗している人が結構いました。
機内に持ち込みが可能な荷物
- 30cm×35cm×10cmを超えない、ハンドバック、カメラケースなど
- ジャケット、コート、レインコート
- 花束
- 折りたたみ式ベビーカー、赤ちゃん用の食事
- 折りたたみ式の車椅子
- 傘
花束が少しわかりませんが、かなり小さなものに限られています。不安な場合には、Standardチケットで10kg以内の荷物にまとめて、預けてしまった方が安心かもしれませんね。
搭乗ターミナルとチェックイン
以前レポートしたアゼルバイジャンのヘイダル・アリエフ国際空港にある第2ターミナルを利用します。通常の国際線で利用する第1ターミナルではないので、注意してください。もしターミナルを間違っても徒歩で5分で移動ができるので安心してください。
以下が、特徴的な第2ターミナルになります。
チェックインは、第2ターミナルの1階から入って、2階にエスカレーターで上がるとチェックインカウンターがあります。
預入荷物で予約したButa standard、Buta superの場合には、有人チェックインカウンターで荷物を預けます。もし、荷物を預けないButa budgetで予約した場合には、無人でできるチェックイン機があるので、そちらを利用しましょう。
【注意】
Buta budgetで予約して、リュックなどの軽装で行ってもチェックインカウンターで追加料金を請求されます。私の場合には、ちょっと大きめのリュックでしたが、無人チェックイン機でチケット発行したら、問題なく入れました。(毎回可能かは、わかりませんが)
私の友人は、私より小さなリュックでしたが、チェックインカウンターを利用したので、追加料金をその場で請求されてしまいました。(機内持ち込みが可能な荷物は、上記に記載しました)
第2ターミナルの施設
第2ターミナルは、古い方の建物ですが、中にはいるとまだまだ綺麗です。出国エリアに入ると軽食が取れるカフェが3件、売店、お土産店と最低限のお店はあります。小さな空港のため、それほど早い時間に入ることはないと思いますので、充分かなと思います。
ちなみにプライオリティ・パスでも入ることのできるラウンジが1か所あります。中に入るとセルフサービスの飲み物がある、電源が使える程度の設備なので、少しの時間待つ程度で利用すると良いでしょう。
>>プライオリティ・パスが付帯するクレジットカードはこちらで確認いただけます。(楽天プレミアムカード)
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アゼルバイジャン・バクー(GYD)→ジョージア・トビリシ(TBS)を利用しました
機材は、Embraer社ですべての座席がエコノミークラスです。綺麗に清掃されていて、特段問題ありません。トビリシまでは、飛行時間1時間10分であっという間です。個人的な感想ですが、2〜3時間程度のフライトであれば、何も問題はなさそうです。
機内食は、ハムとチーズのパン・水でした。味は、シンプルで美味しかったです。朝のフライトなのでちょうど良かったです。断っている人も多くいました。
アゼルバイジャンとジョージアの国境は、平原が広がり何も無いです。実際に車でも国境を渡りましたが、景色は同じでした。遠くにコーカサス山脈が見えることもあります。
約1時間のフライトはあっという間です。もうジョージアのトビリシ国際空港へ着陸。初めて来ましたが空港は、小高い丘の上にあり、比較的小さな空港でした。
ただ、見たことのない航空会社も多く、飛行機好きには、おすすめです。
ジョージアは、キリスト教国家でアゼルバイジャンやトルコとは全く違う文化があり、2国を周遊すると違いもわかり、1回の旅行で2回楽しめますよ。
ちなみにジョージアには、カジノ施設が多くあります。空港でも大々的に宣伝していました。今回は行きませんでしたが、次回はカジノ付きホテルに滞在したいとも考えています。
いかがでしたか?
格安LCCのButa airwaysを利用すれば、アゼルバイジャンのバクーを拠点に様々な国と地域をまわることも可能です。注意点としては、行先によっては、ロシアのように事前のビザが必要になる場合がありますので、事前に入国ビザの必要性を確認して、準備をしてください。
往復で20,000円弱で複数国をまわることもできますので、ぜひ旅行の際には確認してみてください。
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