【2021年最新】アメックス・グリーンのメリット・デメリットをご紹介

【2021年最新】アメックス・グリーンのメリット・デメリットをご紹介

アメリカン・エキスプレス・カードは、通称アメックス・グリーンと呼ばれ、アメックスを初めて発行する個人におすすめするクレジットカードになります。

アメリカン・エキスプレス(以下、アメックス)は、クレジットカードの5大国際ブランドに選ばれているほどのブランド力があります。

ここでは、アメックスの基本カードであるアメックス・グリーンの特徴、メリット・デメリットを解説していきます。

アメリカン・エキスプレス・カードとは?

アメリカン・エキスプレス・カードとは、国際ブランドであるアメックスの基本となるクレジットカードの1枚であり、アメックスを代表するカードになります。

アメックス・グリーンの他にもアメックス・ゴールド、アメックス・プラチナなどの種類がありますが、一番基本となるカードになります。

アメックス・グリーンの基本スペックは?

カード名 アメリカン・エキスプレス・カード
年間費 12,000円+税
家族カード年間費 6,000円+税
還元率 100=1ポイント(還元率1%)
ETCカード 無料 ※新規発行手数料850円+税
海外旅行保険 最高5,000万円(利用付帯)

アメックス・グリーンのメリットは?

実際にアメックス・グリーンのメリットは、どのようなものがあるでしょうか。以下が5項目がメリットとなります。

  • ポイントプログラムの使い勝手
  • 空港ラウンジが無料で利用可能
  • プライオリティ・パスの利用が可能
  • 海外旅行保険付き
  • 自宅空港間の無料宅配サービス(スーツケース1個)

ポイントプログラムの使い勝手

通常の支払いで100円=1ポイントを貯めることができます。また、エイチ・アイ・エスや東京メトロ、ジェットスターなどのボーナスポイントパートナーで利用すると最大5倍のポイントが付与されます。

このポイントは、アメリカン・エキスプレス オリジナルイベントという商品だけではなく、イベント、アクティビティなどに交換できるサービスで利用することができます。

航空会社のマイルに交換したい場合、年間参加費3,000円+税の「メンバーシップ・リワード・プラス」に加入することで、ANAマイルへの交換が有利となります。メンバーシップ・リワード・プラスのメリットはこちら。

  • ポイントの有効期限が無期限になる
  • 無料でボーナスポイントプログラムに参加すると一部店舗でポイントが3倍になる
  • ANAマイルであれば、1,000ポイント=1,000マイルで移行が可能

共通ポイントへの還元率は、それほど高くはありませんが、ANAマイルに関しては、そのまま移行が可能です。

ちなみにメンバーシップ・リワード・プラスに未加入でANAマイルへ交換する場合には、2,000ポイント=1,000マイルと還元率が0.5%になるため、メンバーシップ・リワード・プラスに加入して、ポイント期限を無期限に変更して、まとめてANAマイルへ帰るなどの方法も便利です。

※ANAマイルへの移行については、1年間での上限があるため、年間40,000マイルの上限に気をつけましょう。

マイルの交換可能な提携航空パートナーは、以下15社になります。

  • ANA 「ANAマイレージクラブ」
  • チャイナエアライン 「ダイナスティ・フライヤー・プログラム 」
  • デルタ航空 「スカイマイル」
  • ヴァージン アトランティック航空 「フライングクラブ」
  • タイ国際航空 「ロイヤルオーキッドプラス」
  • キャセイパシフィック航空 「アジア・マイル」
  • シンガポール航空 「クリスフライヤー」
  • ブリティッシュ・エアウェイズ「エグゼクティブクラブ」
  • スカンジナビア航空 「SAS ユーロボーナス」
  • アリタリア-イタリア航空 「クラブ・ミッレミリア」
  • フィンランド航空 「フィンエアー・プラス」
  • エティハド航空 「エティハド ゲスト」
  • エミレーツ航空 「エミレーツ・スカイワーズ」
  • カタール航空「プリビレッジクラブ」
  • エールフランス/KLM航空 「フライングブルー」

ANAの「ANAマイレージクラブ」以外の航空会社の還元率が変わるため、以下の表をご確認ください。

マイル移行先 換算レート 還元率
ANAマイレージクラブ 1,000ポイント=1,000マイル 1%
他海外提携航空会社(14社) 1,250ポイント=1,000マイル 0.8%

上手にポイントを貯めて、お得に交換しましょう。

空港ラウンジが無料で利用可能に!

アメックス・グリーンカードを所持しているだけで、国内空港および、ハワイ・ホノルル空港のエアポートラウンジが、同伴者1名まで無料で利用することが可能です。

通常このラウンジには、1,000円程度の料金がかかるため、2名で利用することで約2,000円分のサービスを無料で使うことができるサービスです。このラウンジは、くつろげるスペースにwi-fiと電源が完備されており、ソフトドリンクは無料で飲むことが可能です。

通常のカードを利用してのエアポートラウンジ利用については、本人のみ1名限定がほとんどのため、通常のクレジットカードで同伴者が無料になるのは、アメックスのステータスかもしれません。

プライオリティ・パスの利用が可能に!

国内外の空港1,300か所以上でラウンジの利用ができるプライオリティ・パスをカード会員本人、同伴者も1回32ドルで利用することができる「プライオリティ・パス・スタンダード」に年間費無料で登録することが可能です。

このプライオリティ・パス・スタンダードの年間費は、通常99ドルかかるため、この年間費が無料になるのはとてもお得です。

特に海外のラウンジでは、アルコールを含む飲み物が飲み放題で軽食または、食事などが用意されていることが多く、出発前の時間をお得で有効に活用することができます。

海外旅行保険が付いてくる!

旅行代金をこのアメックス・グリーンで支払うこと(利用付帯)によって、海外旅行保険が付いてきます。保険の有効期限は90日になります。

本人への保険金限度額は、死亡・後遺障害で最高5,000万円、傷害・疾病治療費用で最高100万円までとなっており、家族への保険金も付いており、死亡・後遺障害で最高1,000万円、傷害・疾病治療費用で最高100万円までとなります。

実際は、高額医療費がかかる場合には、100万円以上の費用がかかる場合もあります。そのような場合に備えて、複数のクレジットカード(利用付帯・自動付帯)のカードを持つこともおすすめします。

自宅空港間での無料宅配サービス!

海外旅行などでお土産が多く、帰りの空港に到着してから、大きなスーツケースとお土産を持って自宅に帰るのは大変ですよね。アメックス・グリーンカードを持っていれば、帰りの空港でスーツケース1個まで自宅までの宅配を無料で利用することができます。

このサービスが受けられる空港は、以下の4空港となります。

  • 羽田空港
  • 成田国際空港
  • 中部国際空港
  • 関西国際空港

アメックス・グリーンカードは、一般カードでありながら、付帯するサービスは他のカードのゴールド並みとなっています。また、旅行関する特典が多いことも特徴として上げることができます。

アメックス・グリーンのデメリットは?

ここまで基本スペックとメリットを解説しましたが、実際にデメリットと感じる部分も解説します。

  • 利用できないお店がある
  • 利用付帯の海外旅行保険に一部不安が
  • キャッシング枠がない

利用できないお店がある

アメックスは、その名の通りアメリカから発祥のクレジットカードになります。そのため、アメリカ以外の地域では、利用できないお店があります。

海外でクレジットカードが1枚では、もともと不安になるため、VISAか、Mastarcardのどちらか1枚を追加で所持していれば、そちらかのカードで決済できることがほとんどです。

ちなみに日本国内は、JCBと提携しているため、ほとんど困ることはありません。

利用付帯の海外旅行保険に一部不安が

メリットでお伝えした利用付帯での海外旅行保険ですが、日本とは違い高額医療費がかかる海外では、傷害・疾病治療費用が最大100万円であることに少し不安があるかもしれません。

実際に医療費の高額なアメリカなどでは、旅行先で急遽盲腸の手術をした場合に300万円ほどの請求があったなどとの報告もあります。

この場合には、VISAか、Mastercardの2枚目のカードに海外旅行保険の付帯するカードを選ぶことで保険料金をアップさせて、安心して旅行をすることが可能です。

キャッシング枠がない

キャシング枠ですが、利用する人が少ないので、デメリットになるの?と思われる方もいるかと思いますが、私が海外に行く際には、少額の現金とクレジットカードで行くことが多いです。

理由は、高額の現金は危険ですし、基本的にクレジットカードで決済をするので問題ないのですが、いざ現金が必要になった時にキャッシング枠があれば、ATMで引き出すことが可能です。

また、実は、キャッシングは手数料が高いと思われがちですが、通常海外旅行に行く際に銀行や空港の両替所で現地通貨と交換すると思いますが、1回返済であれば、手数料を比較するとキャッシングを利用したほうが安い場合がほとんどです。そのため、海外での現金が必要な時には使い勝手がいいのもキャッシング枠です。

このキャッシング枠ですが、これも2枚目となるカードにキャッシング枠がついていれば、問題はないので、2枚目のカードを選ぶときの参考にしてみてください。

アメックス・グリーンの入会条件について

アメックス・グリーンの申し込みには、20歳以上で安定した収入がある人であれば、申込みが可能です。アメックス・グリーンは、若い方でも申し込みが可能になっています。

アメックス・グリーンはこんな人におすすめ!

  • カードステータスを重視する方
  • 海外旅行によく行く方
  • カード独自のイベントやアクティビティなどを利用したい方
  • クレジットカードのセキュリティーを記にする方

アメックス・グリーンでステータスを持って、特典をうまく使ってご自身のステータスも高めていきましょう。