プライオリティパス(PRIORITY PASS)のススメ!持ってると便利なの!?[2019]

プライオリティパス(PRIORITY PASS)のススメ!持ってると便利なの!?[2019]

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プライオリティ・パスといえば、全世界1,500か所以上の空港VIPラウンジが使える、ちょっと憧れの特典カードです。

通常に会員になると空港ラウンジが使い放題のプレステージ会員で、年間費 469 USドル!結構なお値段しますね。

これまで日本の空港で対応している場所が限られており、国内の使い勝手が評価されにくい状況でしたが、利用できるラウンジが増えており、使い勝手のいいカードになってきています。

プライオリティ・パス会員の年間費及び、ラウンジ利用料一覧

グレード 年間費 ラウンジ利用 同伴者料金
スタンダード 99 USドル 35 USドル 35 USドル
スタンダード・プラス 329 USドル 35 USドル(10回無料/年) 35 USドル
プレステージ 469 USドル 無料 35 USドル

スタンダード会員は、空港ラウンジを利用できる権利のみで毎回利用料が発生してしまいます。どのグレードも利用者は、本人のみとなっています。

しかし、最近はクレジットカードに無料で発行できるカード特典が増えてきました。

空港ラウンジ

プライオリティ・パスが付帯するカード一覧(招待不要)

  • 楽天プレミアムカード(10,000円+税) ※2025年から、年間使用回数が5回に制限されることになりましいた。
  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(20,000円+税)
  • MUFG・プラチナ・アメックス・カード(20,000円+税)
  • 三井住友プラチナカード(20,000円+税)
  • JCBプラチナカード(25,000円+税)
  • エポスプラチナカード(30,000円税込み)
  • JCBプラチナ法人カード(30,000円+税)
  • JAL アメックス・カード プラチナ(31,000円+税)
  • JAL JCB プラチナカード(31,000円+税)
  • 三井住友ビジネスプラチナカード(50,000円+税)
  • ラグジュアリーカード(チタン)(50,000円+税)
  • ラグジュアリーカード(ブラック)(100,000円+税)
  • アメックスプラチナカード(130,000円+税)

楽天プレミアムカード以外は、全てプラチナカードとなります。

料金的にも楽天プレミアムカードは、年間費10,000円+税で激安です。通常のプライオリティ・パスのプレステージ会員の利用が可能なので、持っていて損はなさそうですね。

同伴者料金の一例

上記付帯のサービスでは、利用者は本人のみのため、同伴者がいる場合には、カード会社毎に異なりますが、2,000〜3,500円の実費がかかります。(支払いは、クレジットカードで可能です)

  • 楽天プレミアムカード(3,000円+税)
  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(2,000円+税)
  • MUFGプラチナ・アメックス・カード(2,000円+税)
  • JCBプラチナカード(2,000円+税)
  • アメックスカード(32 USドル)
  • ラグジュアリーカード(27 USドル)

楽天プレミアムカードは、年間費が安いですが、同伴者料金が少し高いですね。

同伴者料金の一例

プライオリティ・パスのメリット

  • ラウンジ利用し放題(食べ放題・飲み放題・シャワーも利用可)
  • 利用する航空会社に関係なく国内線・LCCでも利用できる
  • 関西国際空港では、「ぼてじゅう」が3,400円分無料になる!?

お好み焼き

プライオリティ・パスで利用できるラウンジがある場合には、クレジットカードラウンジよりも少し上のランクのラウンジが使えます。基本的に食べ放題/飲み放題でアルコールも無料でここで生活ができます。

空港によっては、シャワーも無料で使えるので、フライト前にさっぱりとして、食事とお酒を飲んで大満足することができます。もちろんタオルもアメニティも付いています。

また航空会社に関わらず使えるのが最大のメリットですね。航空会社の上級会員でもその時に利用する航空会社が違うと航空会社ラウンジは利用できません。。。このプライオリティ・パスであれば、LCCでも問題なく利用することができます。

最後に関西国際空港だけですが、「ぼてじゅう」で食事をすると3,400円分が無料になるとのこと。普通に食事をして無料になるのは、めちゃお得な気がします。(まだ利用したことはありませんが、羨ましい)

※セントレア空港の「ぼてじゅう」でも利用ができるようになったようです。

プライオリティ・パスのデメリット

  • 同伴者がいる場合には有料
  • ほとんどのラウンジに利用時間の制限がある(2〜3時間以内)
  • 混雑時使えない場合があったり、受付を後回しにされる
  • 国内のプライオリティ・パスのラウンジは軽食程度(アルコールも限られる)
  • 羽田空港には、国内線・国際線ともに利用できるラウンジがない

実際にラウンジを利用して見るとわかりますが、同伴者料金を払ってまで利用する価値のある空港とそうでない空港があります。普通に外で食事したほうが安くて美味しい場合もあります。

利用時間に制限があり、2〜3時間で追い出されます。そのため、4時間以上のトランジットの場合には、他のラウンジに行くか、空港内で過ごすことになります。

同伴者料金ですが、以下のクレジットカードであれば、同伴者も無料になります。

  • アメックスセンチュリオンカード(年会費350,000円+税):2名無料
  • アメックスプラチナカード(年会費130,000円+税):1名無料
  • JCB ザ・クラス(年会費50,000円+税):1名無料
  • スルガVISA プラチナカード(年会費60,000円+税):1名無料
  • スルガVISA インフィニットカード(年会費120,000円+税):4名無料
  • セディナプラチナカード(年会費30,000円+税):1名無料
  • 楽天ブラックカード(年会費30,000円+税):2名無料
  • MUFG Recognized Vip〈プレミア〉(年会費20,000~50,000円+税):1名無料

結構難易度の高いカードが多いです。上記カードであれば、夫婦などで利用するにはとても便利ですね。

結局のところ、プライオリティ・パスは必要なの?

日本国内では、関西空港の「ぼてじゅう」は利用したいと思いますが、その他のラウンジについては、それほど魅力を感じませんでした。やはり航空会社ラウンジに比べると見劣りしてしまいます。

※これまで日本の空港で対応している場所が限られており、国内の使い勝手が評価されにくい状況でしたが、現在は、利用できるラウンジが増えており、使い勝手のいいカードになってきています。

しかし海外の空港であれば、話が違いました。実際にカタールのハマド国際空港やトルコのイスタンブール空港などでは、航空会社ラウンジと同等のサービスを受けることが可能です。もちろん、食べ放題・アルコールを含む飲み放題があるので、出発までの時間を有効に利用することができます。

クレジットカードに付帯する場合には、持っていて損はなく、また海外の空港をよく利用する場合には、持っていたほうがいいカードでは無いでしょうか。

今後もいろいろな情報を発信していきます!