カタール航空の搭乗記! 座席・機内食・機内サービスのご紹介 ビジネスクラス編
今回は、Skytrax社で2019年の「エアライン・オブ・ザ・イヤー2019」で堂々の1位を獲得したカタール航空のビジネスクラスをレポートします。
さらにカタール航空は、「世界のベストビジネスクラス」でも1位を獲得しています。
最高のビジネスクラスに搭乗した感想をレポートしたいと思います。
カタール航空の基本情報に関しては、以下でレポートしていますので、参考にしてみてください。
使用機材について
今回は、成田空港(NRT)から、ドーハ(DOH)までの約12時間のフライトで利用しました。使用した機材は、ボーイング社のB777-300ERになります。この機材には、ファーストクラスがないため、ビジネスクラスがアップ−クラスとなります。
カタール航空のビジネスクラスは、現在個室タイプになっていることが多く、広さも充分に確保されており、かつプライベート空間を作れるので、長距離でも快適なフライトが可能です。
座席につくと大きめのモニターに各種操作パネルがあります。モニターの下に足を伸ばせるスペースがあり、フラットにすることでベッドになります。
またアメニティのポーチが付いており、中には、ブランドのスキンケア用品などが入っています。このポーチは、適宜変更されるので、毎回違うものをもらえるのも嬉しいですね。
優先搭乗もできるので、先に入ってウエルカムドリンクとおしぼりをいただけます。
ウエルカムドリンクは、シャンパン(白・ロゼ)やソフトドリンクを選ぶことができます。ビールは、上空へ言ってからの提供のため、ここでいただくことはできません。
おしぼりは、ホットか、コールドを選びます。
座席は、このような感じになっています。このシートがフルフラットになってベッドに変わります。奥には荷物置きと下に小物入れとミネラルウォーター、ヘッドホンなどが入っています。
横の扉が開閉式になっており、閉めると個室になりまます。
席は、1:2:1になっており、真ん中は間仕切りを下げると2名、4名の個室にすることができます。座席は、進行方向に向かっている席と逆向きの2方向があるので、席を予約する際に確認してみてください。個人的には、進行方向を向いている席を選択することがほとんどです。
通路も比較的広く、食事が終わると皆さんがドアを閉めて個室にすることが多いので、周りの目を気にせず、歩くことができます。
エコノミークラスに搭乗しても、靴下・アイマスク・耳栓のセットをいただけますが、ビジネスクラスでは、スリッパとパジャマが付いてきます。このパジャマは、肌触りもよくお気に入りです。
機内サービスについて
機内サービスについては、事前にメニューとワインリスト、軽食サービスのメニューをいただけます。
この路線は、JALとのコードシェアとなっているので、日本人のCAさんもいるので英語が苦手な方でも快適な空の旅を過ごせます。また、メニューにも日本語があるのが嬉しいですね。
この便は、22:20発の成田〜ドーハ便になるので、出発後に夕食、到着の約2時間半前に朝食が出てきます。その他にも夜食などお腹が空いた時にオーダーできるメニュー表があるので、長時間フライトも快適です。
夕食のメニューは、洋食と和食に別れており、それぞれ、肉・魚・野菜などのメインを選択する形式です。普段は和食をオーダーするのですが、今回は洋食が美味しそうだったため、洋食のお肉をオーダーしました。
夕食(洋食のお肉をオーダー)
メニューをオーダーするとまずは、テーブルセッテをしてもらえます。一人には結構な大きさのテーブルです。綺麗なテーブルクロスと温かいパンなどが並びます。
夕食はコースになっているので、まずは前菜から。
まずは、CAさんおすすめの一品をいただきました。前菜の「スモークサーモン」です。
続いては、「エビのケイジャン風味、サツマイモと枝豆のサラダ」です。
しっかりとグリルされたエビにレモンを絞ってさっぱりといただきます。枝豆とサツマイモのサラダは、マヨネーズ風味でお酒にも合う料理です。
続いては、メインの「オリーブ、牛フィレ肉のハーブ風味、ピカントソース掛け」になります。
マスタードとパン粉がいいアクセントで付け合せのマッシュポテトにもデミグラスソースがかかっており、どれも美味しいです。実は、前回のフィレステーキはあまり美味しく感じなかったのですが、今回のステーキは当たりでした。
夜食(チーズプレートとお酒)
食事も終わって、このあとは映画鑑賞をしました。お酒を飲みながら、つまみが欲しかったので、チーズプレートをオーダーしました。この他にもナッツなどいただけます。
ワインによく合うチーズとクラッカー、付け合せのブドウも美味しかったです。
このあとは、寝るためにベッドセットをしてもらいました。寝る前にCAさんに依頼をするとシーツや布団などのベッドメイキングをしてもらうことができます。そのまま寝ても少し横になりながらゆっくりと過ごすこともできます。
このビジネスクラスでは、フルフラットベッドのため、いつもと変わらない快適な旅をすることができます。貧乏性なので、寝てしまうのがもったいないと結構起きています。
朝食(和食)
到着の約3時間前には徐々に朝食の準備が始まります。
今回は、和食をオーダーしました。メインは、魚でさっぱりと。ワンプレートで提供されますが、笹に包まれたご飯は、通常に日本でいただくお米と変わらずとても美味しいです。お味噌汁も朝からありがたい一品です。
付け合せにもこだわっており、どれも美味しくいただきました。
ちょっと付け合せのお漬物と梅干しが、これから海外に行くので当分食べられないと思い、味わって食べてしまいました。
通常、ビジネスクラスは、エコノミークラスの3倍程度の料金となりますが、ここまでのサービスがあると使ってみたくなりますね。
ラウンジについて
通常のビジネスクラスを利用すると成田空港では、ワンワールドメンバーのJALサクララウンジを利用することができます。私自身は、以前紹介したプリビレッジクラブのゴールドメンバーのため、エコノミークラスでもこのサクララウンジを利用させて頂いています。
場所は、成田空港の出国審査を通過したらすぐ右手側にラウンジはあります。
成田空港のサクララウンジは、羽田空港に比べて広いので、ゆっくりと出発までの時間を過ごすことができます。
※注意 2020年1月から、喫煙室の改装工事を行っているため、ラウンジ内に喫煙スペースがありません。最寄りの喫煙所まで一旦ラウンジを出て行かなければなりません。最寄りは、71番ゲート近くでラウンジからは少し距離がありますので、ご注意ください。
生ビールの自動サーバーがあるのでついつい飲みすぎてしまいます。この他にもワイン(赤・白)、シャンパン、ウイスキー、ブランデーなど国際線ラウンジなので、リキュール類も充実しています。
名物のJALカレーがあるので、このあと機内で夕食が出るのについつい食べすぎてしまいます。今回は、カレーに豚汁、サラダを食べました。
この他にもシュウマイなどの点心、麻婆豆腐などの中華メニュー、パスタなどがあります。フルーツやケーキなどデザートも充実しています。
2019年の世界のベストビジネスクラスを受賞しただけあり、とても快適な空の旅を体験できます。CAさんのホスピタリティーも良く、食事なども美味しく、長時間フライトが苦になりません。
是非、利用する機会がありましたら、おすすめの航空会社です。
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