【2022年2月停止】SPGアメックスカードのメリットは?旅行好きにおすすめの理由を解説します!
SPGアメックスカード(以下、SPGアメックス)は、旅行好きに最強のクレジットカードと言われています。その理由としては、マイルの高還元率、高級ホテルへの無料宿泊特典、Marrioto Bonvoyのゴールド会員資格など旅行好きには、多くのメリットがあります。
今回は、サービス内容を掘り下げてお伝えします。
SPGアメックスとは?
正式名称は、「スターウッド・プリファード・ゲスト・アメリカン・エキスプレス・カード」です。シェラトンやリッツ・カールトンなど世界最大級の有名な高級ホテルを展開する「Marrioto Bonvoy」と「アメリカン・エキスプレス」が提携して、発行しているカードです。
カードのスペックは、以下になります。アメックスゴールド同様の内容になります。
カード名 | SPGアメックス・エキスプレス・カード |
年間費 | 31,000円+税 |
家族カード年間費 | 15,500円+税 |
国際ブランド | アメックス・エキスプレス |
海外旅行保険 | 最高1億円 |
国内旅行保険 | 最高5,000万円 |
世界130ヶ国以上、7,700件を超えるホテルを展開しています。ホテルブランドとしては、30ブランドを超えています。
- マリオット系ホテル
- ザ・リッツ・カールトン
- シェラトン
- ウェスティン
- Wホテル
- セントレジス
- ルネッサンス・ホテル
- ル・メリディアン
- エディション
- デルタホテル
- ラグジュアリーコレクション
- ゲイロードホテル
- コートヤード
- フォーポイント
- アロフトホテル
- モクシー・ホテル
など、世界的に有名なホテルがグループに入っています。日本にも42軒のホテルを展開しており、今後も増えていく予定です。
SPGアメックスのメリットは?
1.ポイントの貯まりやすさ
SPGアメックスは、ポイントが貯まりやすカードです。SPGで貯まるポイントは、アメックスのリワードプログラムではなく、Marrioto Bonvoyポイントになります。このポイントは、100円=3ポイントで貯められます。
また、SPGホテルグループで利用すると、ホテル宿泊代金100円でのボーナスポイントがもらえます。通常のポイントと合わせて、100円=6ポイントとなります。
このようにホテルを利用する人にとっては、とても貯まりやすいポイントプログラムです。
現在、新規入会キャンペーンを行っており、入会後3ヶ月以内で10万円以上の利用で30,000ポイントのボーナスポイントが付与されます。
ポイントには、有効期限があるのですが、毎月100円以上の利用を行うことで、実質的に無期限でポイントを所持することができます。
2.高還元率で各航空会社へのマイルに交換できる
ANA、JALの他にもアメリカン航空、タイ航空、エールフランス、ターキッシュエアラインズなど44社のマイルに3ポイント→1マイルで交換できます。マイル還元率で換算すると100円=1マイル獲得したことになります。
しかも一度に60,000ポイントを交換するとボーナス15,000ポイントが付与され、合計で35,000マイルを獲得することができます。この場合には、還元率が1.25%となり、超高還元率でマイルをかくとくすることができます。
3.Marrioto Bonvoyの「ゴールドエリート」のステータスが付帯
SPGアメックスを発行すると、上級会員資格である「Marrioto Bonvoyゴールドエリート」会員資格が自動的に付いてきます。このゴールドエリートの資格を持っているとSPGグループのホテルに宿泊する際に以下の優待特典を受けることができます。
- 部屋のアップグレード(空室状況による)
- 14時までのレイトチェックアウト
- アジア太平洋地域の2,800軒以上のMarrioto Bonvoy参加ホテルのレストランが15%オフ
- 高速インターネットが無料
ホテルの滞在を優雅にしてくれる特典が付いてきます。
※Marrioto Bonvoyゴールドエリートの特典を利用するためには、Marrioto Bonvoy、SPGグループの公式サイトからの予約が必要となりますので、お気をつけください。格安サイトを利用しなくてもベストレート保証(最低価格保証)プランがあるので、そちらを利用すれば大丈夫です。
4.カード継続時に高級ホテルへの無料宿泊特典
旅行好きには嬉しい特典が、毎年のカード更新時にMarrioto Bonvoy参加のホテルで利用できる無料宿泊特典(1泊1室2名)が付いてきます。これは、2年目以降の特典ですが、利用できる部屋は、通常50,000ポイント相当で泊まれるホテルまでですが、実質30,000円以上の価値があります。
この特典を利用すれば、ローシーズンのリッツ・カールトン沖縄などにも宿泊することが可能です。
5.国内の空港ラウンジを無料で利用
アメックスカードに付帯している国内空港でラウンジの利用が無料です。国内にはある主要28空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港で利用することができます。
この他にも手荷物無料宅配サービス、送迎タクシー優待、空港パーキング料金優待、無料空港クロークサービスなど空港でのサービスが手厚いことも特徴です。
6.付帯する保険が他社のプラチナカード並み
SPGアメックスには、旅行代金をこのカードで支払えば、旅行傷害保険が付帯しています。
補償内容 | 海外旅行傷害保険 | 国内旅行傷害保険 |
死亡・後遺障害保険金 | 最高1億円 | 最高5,000万円 |
傷害治療費用保険金 | 最高300万円 | なし |
疾病治療費用保険金 | 最高300万円 | なし |
賠償責任保険金 | 最高4,000万円 | なし |
携行品損害保険金 | 最高50万円(1旅行中) | なし |
救援者費用保険金 | 最高400万円 | なし |
その他にも旅行に向かう途中でのフライトが遅延・欠航シた場合に利用できる航空便遅延費用があり、最高2〜4万円の補償が付いています。
SPGアメックスのデメリットは?
1.年間費が高い
年間費が、31,000円+税と高額になっています。プラチナカードでも「JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナ」が、年間費31,000円+税と同等であり、「JCBプラチナ」では、年間費25,000円+税となり、他社のプラチナカード並みの金額となっています。
また、家族カードは15,500円+税ですが、特典のゴールドエリートは付帯しないため、家族別々で利用するためには、それぞれSPGアメックスを所持する必要があります。
SPGアメックスのサービス・特典を利用すれば、割安にできますが、使えないと割高になってしまいます。
2.国際ブランドがアメックス
SPGアメックスの国際ブランドは、アメリカン・エキスプレスのため、VISAやMasterのクレジットカードに比べて、ヨーロッパなどでは利用できないケースが多くなります。
SPGアメックスをメインカードとして利用する場合には、VISAか、Masterのクレジットカードをサブカードとして所持することをおすすめします。
3.プライオリティ・パスが付いていない
年間費が同等以上のクレジットカードには、世界1,300か所の国際空港のラウンジが利用できるプライオリティ・パスが付帯することが多いのですが、SPGアメックスには、付いてきません。
日本国内利用がメインであれば、問題ないのですが、海外旅行・出張を頻繁に行う場合、国際空港を利用する頻度が高く、プライオリティ・パスが無いことは残念です。
どんな人がSPGアメックスに向いてるの?
ホテル関連の特典・サービス、マイル高還元率のメリットを考えると旅行好きでMarrioto Bonvoy系列のリッツ・カールトン、ウェスティン、シャラトンといった高級ホテルを利用したい、またお得にマイルを貯めたい人には最適のカードです。
実際に2年目以降にもらえるホテル無料宿泊特典だけで年間費の同等の価値があります。年に何回か、旅行を立地に楽しみたい人には、おすすめのカードとなります。
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