マイルって何？マイル・マイレージを解説してみます！
最近は、一般的に耳にすることも多くなったマイル（マイレージ）でも実際に飛行機にほとんど乗ることもない場合には、どんな仕組みかしらない場合も多いですよね。
自分も年に多くても数回程度しか飛行機に乗らなかったため、特にマイルを気にせず、貯めることも理解することもしてきませんでした。しかし、マイル（マイレージ）のことを理解すれば、断然人生の充実度がかわったため、今回はまだマイル（マイレージ）を知らない方への解説をしてみます。
マイル・マイレージとは？
マイルとか、マイレージって聞く場合には、ANAの「ANAマイレージクラブ」、JALの「JALマイレージバンク」が知られています。
自分もそうでしたが、マイレージって聞くと出張で飛行機をよく利用する人や頻繁に海外旅行などに行く人のためと勘違いしていました。しかし、実際はそれほど飛行機に乗らなくてもマイルを貯めて、無料で特典航空券などを手に入れることができるんです。実質無料で航空券をゲットできるチャンスです。
「マイル」とは、航空会社のポイントプログラムで貯まるポイントのことを言います。また「マイレージ」とは、航空会社のポイントプログラム（マイレージプログラムとも言う）を言います。簡単に言えば、みなさんが普段利用しているポイントサービスと同じようなものです。
このマイルは、飛行機に登場する時にポイントが貯まり、一定のポイントが貯まった時点でお好きな特典と交換できるサービスです。実際にマイルと交換できるサービスは以下のようなものがあります。
- 特典航空券（無料の航空券）と交換できる
- エコノミークラスから、ビジネス（ファースト）クラスへのアップグレードができる
このような特典が、マイルを貯めるだけでできてしまいます。
マイルは貯まりにくいんでしょ？
飛行機には、ほとんど乗らないのでマイルは貯まらないと思っている人は、まずマイルを貯めずに飛行機に乗ることはとても損をしています。飛行機のチケット代金は、国内線でもある程度の金額がするため、このマイルを捨ててしまっては、もったいないです。
また、実はマイルは飛行機に乗らなくても貯めることができます。実際には、クレジットカードを利用したり、他に貯まっているポイントをマイルに交換することもできます。
実際に飛行機に乗らなくてもマイルを貯めて、特典航空券を手に入れる「陸マイラー」と呼ばれている人も多いです。
マイルを貯めておけば、たまに乗る飛行機をエコノミークラスで予約して、マイルを使ってビジネス（ファースト）クラスへアップグレードすることができます。
自分もエコノミークラスしか知らなかった時には、ハワイなどの長距離路線は苦痛でしたが、ビジネスクラス以上であれば、シャンパンを飲みながら、コース料理を堪能して、フルフラットベッドで安んで行ける場合には、これだけでも満足できる旅行になってしまいます。
マイルの貯め方と使い方について
マイルの貯め方は、極めて簡単です。飛行機に搭乗したり、普段使っているクレジットカードのポイントをマイルに交換することで貯めることができます。
貯めたマイルは、特典航空券（無料の航空券）に交換したり、ホテル宿泊、電子マネーに交換したりして使用することができます。
マイルを貯めて使用するには、以下のステップで進めます。
- 自分に合ったマイレージプログラムを決める
- 選んだマイレージプログラムに入会して、マイレージカードを手に入れる
- マイルを貯める
- マイルを使う（特典などに交換する）
この方法で、航空券に使用した場合には、航空券代がかからないので安く旅行してもいいですし、ホテルをアップグレード、おいしい食事に使ったりすることができ、旅行の満足度が向上します。
おすすめのマイレージプログラムは？
おすすめのマイレージプログラムは、人それぞれになります。
おすすめのマイレージプログラムを紹介しているレポートは、以下からご確認いただけます。
☆リンク☆
マイルを貯める
マイルを貯める方法は、大きく2種類あります。
- 飛行機に乗って貯める
- クレジットカードを利用して貯める
飛行機に乗ってマイルを貯める
これは、単純にマイレージプログラムに入会した航空会社の飛行機に搭乗してマイルを貯める方法です。
マイルの数量は、飛行距離×積算率で計算されます。
例）ANA国際線で、一番安い航空券で積算率を50％で東京〜ハワイ（ホノルル）の場合、片道1,915マイルが貯まります。往復で利用すれば、3,830マイルが貯まります。
※各航空会社のマイルには、計算できるサービスがありますので、そちらでご確認いただけます。
しかし、国内線での特典航空券は、往復10,000マイル〜交換が可能なため、これだけでは特典航空券に帰るには、3往復が必要になるため、飛行機にあまり乗らない人はなかなか貯まりませんよね。
そんな時には利用できるのが、
クレジットカードを利用して貯める
マイルを効率的に貯める方法としては、クレジットカードを有効に活用して貯める方法があります。日々使う生活費をクレジットカードで支払うことでマイルが貯まっていきます。
- 毎日の買い物
- 公共料金の支払い（光熱費）
- 毎月の固定費の支払い（携帯電話など）
クレジットカードによって、マイルの貯まる効率が違うため、効率的にマイルが貯まるクレジットカードを選ぶことも大切です。
こちらのカードであれば、通常のショッピングで「100円＝1マイル」を貯めることができます。
東京〜沖縄の往復の特典航空券は、18,000マイルになるため、実際には180万円の支払いとなり、「えっ、高い」と思われた方も多いと思いますが、現在現金を使っている支払いをクレジットカードに切り替えることで意外と早く貯めることができます。
また、新規クレジットへの入会時にはキャンペーンを行っている場合も多く、ANAアメックスカードであれば、入会と期間中の利用額に応じて、最大35,000マイルのもらえるキャンペーンを行っています。
35,000マイルあれば、ローシーズンで往復のハワイまでの特典航空券に交換が可能なマイル数です。
マイルを使う
ここまで貯めたマイルを使うには、以下の３種類があります。
- 国内線の特典航空券と交換
- 国際線の特典航空券と交換
- 特典航空券以外との交換
国内線の特典航空券と交換
国内線の特典航空券に必要なマイル数は、往復で10,000〜23,000マイルです。人気の沖縄であれば、東京〜沖縄線で通常シーズンで、18,000マイルになります。
クレジットカードを有効に利用して、効率的にマイルを貯めて、年に1度の沖縄旅行を特典航空券で行くのもおすすめです。
国際線の特典航空券と交換
国際線の特典航空券を利用して、ビジネスクラスやファーストクラスで旅行に行くことができるなんて最高ですよね。通常、日本からパリにビジネスクラスで約50万円、ファーストクラスで約100万円！さすがに利用できる方も限られてしまいます。
しかし、マイルの特典航空券を利用すれば、無料で乗ることができます。ANAマイレージクラブで必要なマイル数は、以下となっています。（レギュラーシーズンの場合）
| エコノミー | ビジネス | ファースト | |
| ソウル | 15,000マイル | 30,000マイル | – |
| 香港 | 20,000マイル | 40,000マイル | – |
| シンガポール | 35,000マイル | 60,000マイル | 105,000マイル |
| ハワイ | 40,000マイル | 65,000マイル | 120,000マイル |
| ロサンゼルス | 50,000マイル | 85,000マイル | 150,000マイル |
| パリ | 55,000マイル | 90,000マイル | 165,000マイル |
人気のハワイへの往復でもエコノミークラスで40,000マイル、ビジネスクラスで65,000マイルで交換することができます。
これまで飛行機に乗らないので、マイルは関係ないと思っていた方でも簡単にマイルを貯めることができる上、貯めたマイルを使って、特典航空券（無料の航空券）を手に入れるチャンスがあります。
憧れの海外旅行にビジネスクラス、ファーストクラスで行ってみてはいかがですか？
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