日本の玄関口!成田国際空港のご紹介!

日本の玄関口!成田国際空港のご紹介!

日本の玄関口の一つである成田国際空港を紹介します。首都圏では、羽田国際空港が開業以来、少し下火になっている気もしますが、この空港は国際拠点空港です。

この空港を拠点としている航空会社は、ANA、JAL、日本貨物航空、ジェットスター・ジャパン、春秋航空日本などがあります。よく使っている空港ですが、詳細を知らなかったりするので、今回改めてのレポートとなります。

概要

成田国際空港(Narita International airport)は、1978年5月に開港したの国際空港です。2019年現在もまだ当初計画の途中段階でまだ完成していません。この空港は、騒音問題により、0時から6時までの間は、離着陸が禁止されています。そのため、最終便は、23時になります。

2018年の利用者数は、約4,260万人(内国際線 3,535万人)であり、国際線利用者数は日本最大です。羽田国際空港が再国際化して大きくなったため、年間利用者数が約8,569万人と2倍以上の差が開いていますが、国際線利用者数は成田国際空港がまだ1位を維持しています。乗客数の伸び率は、2011年の東日本大震災の影響により一時停滞していましたが、2012年より再び増加しています。

空港には、2本の滑走路があり、総面積1,137ヘクタールもあり、日本で第2位の大きさです。現在ターミナルが3か所あり、移動にはシャトルバスを利用します。電車は、JRの他にも京成成田空港線も乗り入れをしており、アクセスが改善されてきております。

就航都市・路線

現在の就航都市は、141都市144路線で、そのうち海外は、118都市120路線(40ヶ国3地域)であり、国内は、23都市24路線となっています。(2020年1月時点)成田空港就航都市

アジア・オセアニア、北米、ヨーロッパへの就航便が多いです。距離的な問題もあるのか、アフリカは、2都市2路線、南米には就航していません。

ターミナル

現在、第1・第2ターミナルとLCC専用の第3ターミナルがあります。

第1ターミナル

1978年の開業当時から使用されているターミナルになります。その後、1999年に新規改装を行い改めて開業しました。このターミナルは、ANAの加盟するスターアライアンスを中心になっています。出発ロビーは4階、到着ロビーは1階になっています。

第2ターミナル

1992年に開業しました。このターミナルは、JALが加盟しているワンワールドが中心となっています。出発ロビーは3階、到着ロビーは1階になっています。このターミナルは、第3ターミナルに隣接しており、歩いて行き来することが可能です。

第3ターミナル

2015年に開業しました。LCC専用ターミナルとしてオープンしており、このターミナルに鉄道の駅は乗り入れておらず、鉄道を利用する場合には、第2ターミナルからアクセスすることになります。LCC専用ターミナルのため、空港ラウンジなど上級会員向けの設備はありません。フードコートや売店などは充実しています。

夕暮れの空港

施設案内

商業施設は、充実しており、飲食店、書店、薬局、みやげ物店などが複数あります。また、医療機関の診療所もあります。制限エリア内のブランドショップも充実しており、各店舗の売り場面積は、通常の店舗に比べ狭いのですが、単価の高いブランド品が売れており、売上収入は日本1位の実績があります。また、銀行をはじめ、両替所も複数あります。

見送りや観光客のための、空港の滑走路を見ることのできる展望デッキもあるため、昼・夜ともにデッキには、多くの人で賑わっています。

飲食店

飲食店は、出発ロビーの上階にあり、各種レストラン及び、食品販売店があります。いろいろな料理を提供している食堂店舗から、寿司、とんかつ、うどんなどの専門店も複数あります。24時間の空港ではないため、ほとんどの店舗が21時までの営業となっており、最終便に近い利用者の場合には、店舗が閉まっている場合があるので、注意してください。

ラウンジ

成田空港には、有料で利用できるラウンジ、カード会社ラウンジ、航空会社ラウンジがあります。各ラウンジの詳細については、別のレポートでまとめますが、以下のラウンジがあります。

有料ラウンジ

第1ターミナル(出国後のエリア)

Narita Travel Lounge:第1ターミナル中央ビル3階(6:30〜22:00)

※料金:大人(12歳以上)1,220円/小人(6〜11歳)610円 食事・アルコールは別途有料

第1・2ターミナル(出国前のエリア)

TEIラウンジを併用(7:00〜21:00)

※料金:大人 1,300円/小学生 650円

空港ラウンジ

カード会社ラウンジ

第1ターミナル(出国前のエリア)

TEIラウンジ:第1ターミナル中央ビル5階(7:00〜21:00)

IASS Executive Lounge 1:第1ターミナル中央ビル5階(7:00〜21:00)

第2ターミナル(出国前のエリア)

TEIラウンジ:第2ターミナル本館4階(7:00〜21:00)

IASS Executive Lounge 1:第2ターミナル本館4階(7:00〜21:00)

この4つのラウンジは、対象のクレジットカード以外にもプライオリティ・パスでも利用が可能です。

航空会社ラウンジ

第1ターミナル(出国後のエリア)

ANA SUITE LOUNGE(2か所)

ANA LOUNGE(2か所)

KALラウンジ(大韓航空)

デルタスカイクラブ(デルタ航空)

ユナイテッド・クラブ(ユナイテッド航空)

NARITA PREMIRE LOUNGE(成田空港ビジネス)

第1ターミナル(出国後のエリア)

JALサクララウンジ

JALファーストクラスラウンジ

アドミラルズクラブ(アメリカン航空)

エミレーツラウンジ(エミレーツ航空)

カンタスビジネスラウンジ(カンタス航空)

ファーストアンドビジネスクラスラウンジ(キャセイパシフィック航空)

ダイナスティ・ラウンジ(チャイナエアライン)

航空会社ラウンジは、各航空会社及びアライアンスの上級会員向けのラウンジのため、一般利用及び、プライオリティ・パスで入ることはできません。

首都圏までの交通機関

成田国際空港へのアクセスは、電車、バス、タクシー、車で可能です。今回は、東京駅までを基準としてレポートしています。

電車

メリットは、時間に正確で、比較的早い(所要時間:40〜90分程度)です。料金も1,320〜3,020円と選ぶ電車によりまちまちです。デメリットは、人身事故が発生すると大幅に遅れる可能性があること、また駅の乗り換えなど大きなスーツケースがあると大変です。

バス

メリットは、料金が安く、バスの降車場所が近い場合には、移動がラクです。所要時間は、60分〜です。デメリットは、渋滞のリスクがあります。

タクシー

東京まで利用すると1万円をオーバーすることが考えられます。近場以外には、利用しないと思われます。

メリットは、大人数であれば、安くなる。自宅までそのまま帰宅することが可能であり、小さなお子様がいる場合などはラクでしょう。料金は、概算で高速・ガソリンで3,000円+駐車場が1日500円以上かかります。

個人的には、東京駅八重洲口に発着する京成バス(1,000円/事前予約900円)を利用しています。20分おきの運航で、そのまま予約せずに乗ることが可能で、今まで何度も利用していますが、空港までは、約60分で早く着きます。

いかがでしたか?

よく利用する成田国際空港もまだまだ知らないことがありました。今回、利用しているにも関わらず、あまり写真を撮ったことがないので、今後追加していきます。

まだまだ、知らない空港情報も今後まとめていきます。