日本・東京の格安ホテル滞在記! 実際にどんな感じ?
日本特に東京のホテル代金は、年々上がっているように感じます。また、海外のホテルに比べて、狭い印象があります。
実際にホテルの面積を調べると安いホテルの場合、10〜15平米で部屋でスーツケースを開けるのができない部屋も多いです。しかし、外国人からするとこのコンパクトなホテルに興味があり、年々利用者が増えています。
今回は、東京でも格安の値段で宿泊することができた個室型カプセルホテルと通常の格安ホテルをレポートします。
カプセルホテル
最近は、女性専用などのカプセルホテルもできており、東京都内でカプセルホテルの件数は増加しています。実は以前、通常のカプセルホテルに宿泊したのですが、やはり周りの音などが気になってしまい、寝ることができず、一晩、漫画を読んで過ごした苦い経験がありました。
今回は、個室型のカプセルホテルを発見したので、そちらをレポートしたいと思います。
羽田空港から利用しやすい京急蒲田駅とJR蒲田駅の間にある「カプセルイン蒲田」に宿泊しました。距離的には、京急蒲田駅から徒歩10分程度、JR蒲田駅からは、徒歩4分程度の場所にあります。このカプセルホテルは、男性専用でした。
JR蒲田駅から飲食店の多い東口に出てすぐの場所にありました。ほぐしマッサージ店舗も併設しており、すぐに場所はわかりました。
価格
価格的には、個室型キャビンタイプとスタンダードなカプセルタイプがあります。
個室型キャビン:4,700円/1泊
スタンダード :3,700円/1泊
※公式の自社サイトからの予約の場合、200円割引がありました。
施設
1階の入口を入るとフロントがあります。事前に靴を脱いでロッカーに入れてから受付を行います。今回は、事前にカード決済が完了しているため、施設案内をいただき、キーをもらって移動します。
個室タイプのフロアは、6階とのことでエレベーターで6階に上がります。
このドアの向こうが客室となっています。手前には、トイレ、個室シャワールーム、自動販売機、休憩所、喫煙所、コインランドリーがありました。
施設2階には、大浴場もあるのですが、ここでシャワーを浴びることもできるそうです。個室数は、結構多く、約30以上の部屋があるようです。
客室
今回は、個室型とのことで初めての利用になります。先程のドアを入るとすぐに個室の入口が並んでいます。自分の部屋を見つけて、早速中に入ります。
個室と言っても畳一畳程度のスペースに机・椅子・ロッカーが備え付けであります。部屋の入口には、鍵が無く、全てこのロッカーで管理をするようです。
机も狭く見えますが、パソコン操作程度であれば、問題なく作業ができそうです。
右側に下段のベッドがあります。隣の部屋には、この上段のベットを利用する同じ感じの部屋が並んでいました。
ベッドには、毛布が一枚と枕があります。ロッカーの中に簡易的なパジャマがあり、館内はそのパジャマで移動が可能になっています。ベッドの上に20インチ程度のテレビがあり、中でTVをみることができます。
ベッドですが、マットレスがとても薄いので、かなり硬い感じでした。寝るだけであれば、特に問題はありませんでしたが、慣れていないと多少体が痛くなるかもしれません。
アメニティは、大浴場にある歯ブラシ、ひげ剃り、ブラシ程度になります。必要なものがあれば、1階売店か、近くのコンビニエンスストアで買うと良いでしょう。
設備
館内の設備としては、以下になります。
- レストラン(11:00〜9:00) ※夜中から朝までやっています
- サウナ付き大浴場(10:30〜9:00)
- 休憩所(4、5、6階)※4、5階には無線LANがあります。6階は個別でのwifi貸し出しでした。
- コインロッカー
- コインランドリー
- 喫煙室
- マッサージチェア
- 自動販売機(お酒あり)
- 併設のほぐしマッサージ(別途料金がかかりますが、AM3:30まで受付)
結論
通常のカプセルホテルと違い、個室スペースがあるので、ゆっくりとできる感じはしました。しかし、部屋の入口に鍵がなく、人が歩く音は聞こえるので、少し気になりました。
大浴場は、朝の時間帯は混みそうですが、比較的ゆとりがあり、特に問題はありませんでした。ホテルの周りに飲食店が多くあるため、こちらのレストランは利用していません。
併設のほぐしマッサージは、1時間4,000円程度と深夜でも安いので、疲れを癒やすには充分だと思います。ベッドは、前述したとおり、マットが無く硬いので、少し違和感がありました。
結論として、1泊の寝るだけでは充分な設備でした。数日滞在となる場合には、自分は厳しく感じました。
格安ホテル
今回の格安ホテルは、日本全国にある「スーパーホテル」に初めて滞在してみました。APAホテルなど利用したことがあるのですが、こちらのスーパーホテルは、大浴場と無料の朝食が付いていることが特徴とのことです。
今回も羽田空港近くの蒲田エリアのホテルになります。
料金
事前予約であれば、5,000円以内での宿泊が可能でした。今回は、約5,200円/1泊で予約をしました。先の予定が決まっている場合であれば、かなり安い金額で宿泊できる可能性があるようです。
チェックインは15:00、チェックアウトは10:00になっています。
JR蒲田駅からは、徒歩で5分程度の距離にあります。少し、奥まった場所にありましたが、幹線道路から離れているので比較的静かでした。
看板にも大きく「朝食無料」と書いてあります。
施設
フロントは、1階入って正面にあります。ホテルの1階には、朝食を食べるレストランスペースと大浴場があります。チェックインを済ませると部屋番号と鍵を開けるための暗証番号をもらえます。
初めて利用しましたが、ホテルでは鍵を利用せず、6桁の暗証番号で解錠します。鍵をなくすこともなく、暗証番号は、写真を撮っておけばいいので、とても便利でした。
困ったのは、夜中に知らない人が何度か部屋のキーを押していただので、開いたらどうしようかとドキドキしました。結局、2回ほどで気づいたのか、ドアから離れたようです。(確かに部屋を間違うことはありそうですね)
ホテルの部屋は、思った以上に広く、ベッドもタブルサイズで大満足です。ホテルの枕が合わない場合があるのですが、このホテルでは、1階フロント横に5種類くらいの枕を無料で貸し出しており、自分にあった枕を選ぶことができました。
ベッドの前の壁には、50インチのテレビが設置してありました。
部屋にある机も広く、ソファー型の椅子も座り心地がよく、ここでPC作業も全然できました。机の下には、冷蔵庫が設置されており、自分で買ってきたものを冷やして置くことができました。
浴室は、ユニットバスタイプですがきれいに保たれており、1階に大浴場があるのでシャワー程度であれば、全く問題なく利用することができます。
アメニティは、最低限のシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、歯ブラシが設置されており、ひげ剃りは、1階のフロント横にあるので、必要な人が自分で取ってくるタイプでした。
設備
館内設備は、1階にある高濃度人工炭酸泉を利用した「梅屋敷の湯」(利用時間 15:00〜翌9:30)があります。その他には、レストランスペースのみとなっています。
周りにコンビニエンスストアなどがあるため、特段不便を感じることはありませんでした。
朝食(6:30〜9:00)
無料の朝食とのことで期待はしていませんでしたが、実際は朝食にとても力を入れているようでした。1階のレストランスペースにビュッフェ形式で食事が並んでいます。和洋食を選べるタイプです。
新鮮野菜のサラダバーがあります。コーンとミックスビーンズもあり、ドレッシングも4種類。迷ってしまいます。(サラダにドレッシングがあるだけで感動します)
ボイルしたソーセージとサバの塩焼きです。サバは、骨抜きされており食べやすく、良い塩加減でした。
スクランブルエッグ、テリヤキチキンなど、パンにもご飯にも合うおかずが並んでいます。この他に生卵、納豆、ご飯、味噌汁などがあり、とてもメニュー数だけで充実した内容になっています。
ドリンクは、お茶、水の他にもジュースサーバー、コーヒーマシーンなどがあり、お子様から誰にでも満足できる品揃えです。
特出すべきは、焼きたてのパンとのこと。朝食時間に随時焼き上がるパンが人気とのことです。
今回は、和食に飢えていたため、和食定食にしてみました。
内容としては、ご飯、味噌汁、サラダ、納豆、味付け海苔、生卵、プレート(ソーセージ、スクランブルエッグ、サバの塩焼き、鶏の照焼、梅干し、お新香)にしてみました。お替り自由なのも嬉しいですね。
これだけの朝食なら、普通料金をとっても食べたいくらいの内容で、大満足です。
結論
初めてのスーパーホテルですが、部屋はコンパクトですが、机などとても使い勝手がよく便利でした。また、枕をセレクトできるので、ベッドのマットレスも丁度いい感じでゆっくり休めました。
また鍵がないので、なくすこともなく、フロントへ預ける必要もないので自由度が増してよかったです。
最後に紹介した朝食は、有料でも払いたくなる内容であり、これだけでも宿泊する価値があるかもしれません。ここのホテルは、今までの中で一番コストパフォマンスがいいホテルだと思います。
カプセルホテル、格安ホテルでも使い方によっては、充分な宿泊ができます。特に日本は土地が狭く、コンパクトに作る技術に優れているので、小さな部屋であっても、今回のように使い勝手が良ければ、外国人にも人気になってきますよね。
これからもいろいろなホテルに滞在してみて、自分にあったホテルを探してみようと思います。
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