KLIA(クアラルンプール国際空港)から、市内中心部へのアクセス方法をご紹介!
KLIA(クアラルンプール国際空港)から市内中心部までは、約45kmあります。概要については、以前のKLIA(クアラルンプール国際空港)の紹介レポートにて掲載しています。
中心部へのアクセス方法は、鉄道、バス、タクシー、配車アプリ(Grab)があります。
現在では、配車アプリ(Grab)がタクシーと変わらない状況で利用が出きるため空港のタクシー利用は減ってきており、料金的にも配車アプリに分があるようです。
今回は、実際に利用した鉄道と配車アプリ(Grab)の利用方法についてレポートしたいと思います。
鉄道(KLIAエクスプレス)
KLIA→KLセントラル駅
このKLIAエクスプレスは、KLIA 及び、LCC専用ターミナルであるKLIA2とクアラルンプール市内中心部のターミナルステーションである「KLセントラル駅」をつなぐ鉄道になります。
エクスプレスの名前の通り、停車駅は、KLセントラル⇔KLIA、KLIA2を直接結ぶ鉄道です。
KLIAの出口を出て、左手に進むとピンク色の看板で「KLIA ekspres」が見えます。マレーシア以外も同じなのですが、英語圏以外で英語を利用するときには、簡易的なアルファベット表現をすることが多いので、このような場合には、ローマ字読みをするとわかりやすいです。
空港出口は、Level3なので、G階までエレベーターまたは、エスカレーターで降りていきます。
G階に降りると有人のカウンターまたは、このような自動券売機があります。クレジット(デビット)カードを持っている場合には、10%オフでチケットを購入できるので、カードの利用をおすすめします。
片道55リンギット(約1,485円)が、49.5リンギット(約1,337円)で購入することができます。また、往復のチケットは、最初から割引があり、1,000リンギットで販売されています。
行き先を指定(この場合には、KLセントラルになります)して、人数を入れるだけで後は、クレジットカードの支払いになります。
QRコードの付いたチケットが発行されるので、それを改札にかざして入るだけです。
プラットフォームにはいるとこのような看板があるので、KLIAエクスプレス側に乗れば大丈夫です。
ちなみにKLIAトランジットは、途中に3駅停車するだけなので、どちらでも問題がありませんが、乗車時間が短いのがエクスプレスになります。
※車線が1ラインしかないので、KLIAから乗車する場合、KLIA2方面に乗らないように気をつけてください。5分ほどで到着しますが、間違えて乗ってしまうとKLIA2の折返しの時に乗務員になんでいるの?と聞かれます。自分は、まんまと間違いましたw
電車が到着するとこのような感じで扉が開きますので、焦らずに乗車すれば、OKです。扉が閉まるまでの時間は、比較的長いので、ゆっくり乗車して問題ありません。
車内は、4人がけのボックス席になっています。比較的車両も新しく、清潔感があります。大きな荷物は、荷物用の棚もあるので、そこに置くことも可能です。
一段高くなっている席もあります。自分が乗車した時は、その高い席のほうが人気がありました。また、早朝の空港からの路線だったため、車内は空いていました。
世界の車窓からの音楽を口ずさんでいるとあっという間に到着します。空港近くは、まだ未開発のため、のどかな風景が続いています。
KLIA駅を出発すると次は、終点のKLセントラル駅になります。約28分で到着することができます。KLセントラル駅に直結しているホテルであれば、降車後にそのまま行くことができます。
KLセントラル駅に到着すると案内板には、日本語があるので、そのまま進めば出口に行くことができます。その他の場所にもKLセントラルで乗換を行って行くことができます。
KLセントラル駅の中心部です。ここまで5分もかからずくることができます。ここから他の路線に乗り換えることができます。
KLセントラル駅→KLIA駅
次は、逆に市内中心部からKLIAへ行く場合になります。乗り方などは変わらないため、簡単に説明をします。
KLセントラル駅に入るとKLIAエクスプレスの大きな看板が目に入ります。ここでも、英語と日本語の表記があるので、わかりやすいですね。
空港で購入した方法と同様にチケットを購入して、プラットフォームにおります。往復でチケットを購入している場合には、そのチケットを使って改札を通過してください。
KLIAエクスプレスに乗ってしまえば、次の駅がKLIA駅です。このまま約28分で到着することができます。
これで空港に到着します。通常の鉄道に比べても治安もよく、時間も比較的正確なため、KLセントラル駅に近いホテルや乗換が少ない駅であれば、とても便利な鉄道です。
配車アプリ(Grab)
Grabは、東南アジアを中心に展開している配車アプリになります。世界的に有名な「Uber」から東南アジアの事業を譲渡されて、この地域では最大の配車アプリになります。
Grabは、事前にアプリをダウンロードして、クレジットカードを登録しておけば、キャッシュレスで利用することが可能です。ただし、wifi環境が必要となるため、wifiがない場合には、KLIA内で設定をする必要があります。
日本から、レンタルwifiなどを持っていれば、安心して旅行を楽しむことができます。
KLIAに到着後、Level3の出口を出るとGrab用のピックアップポイントがあるので、ここから行き先を登録します。(今回は、滞在先のホテルRoyale churan KLのホテルロビーを指定)
空港の出口をでると、このような目印がいくつかあります。ここで、Grabを開いて行き先を登録すると以下のような画面が表示されます。
行き先を入力して完了するとルートと料金、ピックアップまでの到着時間などが表示されます。これで良ければ、「Book just Grab」を押せば予約を開始します。
空港から、クアラルンプール市内中心部までは、約65リンギットで空港タクシーを利用するよりは安いです。しかし、高速料金が加算されて、実際には、75リンギット程度になります。
予約が完了するとこのような自動でメッセージが届きます。何か、変更などがあれば、このメッセージで伝えることができます。
無事にピックアップポイントで合流すれば、行き先まで連れて行ってくれます。
ホテルのロビーに無事に到着しました。
今回は、KLセントラル駅から離れており、最寄りの駅も遠かったため、とても便利でした。もし、英語も現地の言葉もわからなくても、このアプリであれば、会話がいらないので安心してりようすることができます。
ここのホテルからは、早朝の出発だったため、帰りもGrabを利用して、75リンギットでした。
Grabなどのアプリを活用すれば、安く便利に観光に利用することができます。
また、ドライバー、利用者ともに同方向で評価をしているので、利用に少し不安がある人は、評価の低いドライバーなどを避けることで安心して利用することができます。
マレーシアだけでなく、世界各国で普及が広がっている配車アプリです。ぜひ有効活用して、旅を充実させてくだい。
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