ワイン発祥の地!ジョージア・トビリシ観光記!
今回は、ワイン発祥の地であるジョージアのトビリシに行ってきました。ジョージアは、近年のワインブームや大相撲の栃ノ心の出身国として、日本でも知名度を上げています。
ジョージアの歴史は古く紀元前4,000年頃に集落があったと記録されています。また、この地は、ブドウの原種発祥の地で、世界最古のワインが作られた土地であり、ここからエジプト〜ヨーロッパへワイン文化が伝わったとされています。
アゼルバイジャンの隣国であり、観光へは、飛行機・電車・車でも行くことができます。今回は、あまり計画的に観光していませんが、ジョージア・トビリシの紹介をします。
キリスト教国家ジョージア
ジョージアは、2015年まで日本ではグルジアと呼ばれていました。旧ソ連の構成国であり、1991年に独立をしています。近隣諸国は、イスラム教国家が多いのですが、ジョージアはキリスト教国家であり、この地域では、珍しい国です。
ほとんどの方が英語が話せるため、この近隣諸国の中でもヨーロッパを中心に観光客が多くいます。まずは、三大教会の一つである「至聖三者大聖堂」です。
ここが至聖三者大聖堂の入口になります。入口付近には、土産店やジュースなどを販売している露店が多く、結構勧誘されます。
門を抜けると、、、
いきなり荘厳な教会が現れます。手入れの行き渡った参道を抜けて、教会内に入ることができます。ここは、高台の上にあり、トビリシを一望できるベストポジションの一つでもあります。
正面の階段を登って振り返ると、、、
テレビ塔から、トビリシを一望できます。(ちょっと右側の市街地が写っていませんが、実際は綺麗に見ることができます。)
中に入ると綺麗な壁画が。
一部修復をしていますが、とてもきれいな壁画と独特の雰囲気に圧倒されました。ここは、この他にも古い調度品なども多く展示されており、歴史を説明もあるので、ゆっくりと観光するのがおすすめです。
残りの教会に関しては、次回観光に来た際にゆっくりと観光を予定しています。(この時は、時間の都合で見ませんでした)
ワイン発祥の地ジョージア
ワイン発祥の地であるジョージアワインは、クレオパトラや楊貴妃に愛されていたワインだそうです。ここトビリシを歩いていると無数のおしゃれなワインバーがあります。また、レストランのハウスワインも美味しくワイン好きにはたまらない土地です。
実は私自身それほどワインを飲みませんでしたが、ジョージアでワインを飲んでから、少しハマっています。今回は、赤ワインと白ワインをそれぞれいただきました。
こちら地元の方のおすすめの赤ワインをいただきました。ソムリエでは無いので、味の表現がわからず恐縮ですが、適度な酸味とコクがありながら、飲みやすいさっぱりとしたワインでした。
続いて、サーモングリルをいただきました。
ジョージアは、アゼルバイジャン違い黒海に面しているので、魚介類も豊富で、ご飯は何を食べてもとっても美味しいです。隣国のトルコ料理とは全く違う西洋料理風のメニューが多く、日本人好みです。
もちろん魚介類に合う白ワインをいただきました。
白ワインは、しっかりとコクがありながら飲みやすく、普段飲む量よりも多く飲んでしまいました。ワインの奥深さを教えてもらえるジョージアには、また新しい発見がありました。
次回は、ワインだけのために来ても十分楽しめそうです。
ジョージア料理
ジョージア料理といえば、日本ではあまり馴染みのない料理ですが、実際に食べてみると美味しいモノばかり!特にイスラム国家にはない、豚肉が食べられるのも本当に嬉しいです。
ジョージア料理の中で、一番好きだったのは、ハチャプリというパンです。
大ぶりのパンの真ん中に濃厚だけどクセのないチーズと卵、バターが入っており、熱いうちに真ん中をかき混ぜて、周りのパンをディップしながら食べます。とんでもないカロリーな気もしますが、それも忘れて夢中でいただけます。
その他にも小籠包のようなヒンカリや鶏肉のシュクメルリなども美味しいです。今回は、久しぶりの豚肉に目が行ってしまいました。(普段、アゼルバイジャンやトルコだと豚肉が無いので)
純粋に豚肉が食べたかったので、豚ロースの串焼きをオーダー。久しぶりの豚肉に舌鼓。(当たり前ですが、日本からの観光だと感動はしないかもしれません)
続いても豚肉のスペアリブ・豚肉のソーセージをいただきました。次回は、純粋にジョージア料理を堪能します。これはこれでとても美味しかったです。
ホテルの朝食では、豚肉のハムとカリカリベーコンを大量にいただきました!一般的なホテルの朝食では、かなり品質の高い朝食がいただけます。
一点、ジョージア料理を含む、この近隣諸国の料理には、パクチー(コリアンダー)をよく利用します。パクチー(コリアンダー)が苦手な人は、オーダー時に確認するか、抜いてもらうようにしましょう。
ジョージア語・文字
ジョージアには、公用語であるジョージア語があります。見た目は、かわいい感じの文字なのですが、全く理解できません。
看板もこの通りです。英語で書いてあればわかるのですが、ジョージア語だけでは、わからないので常に英語があるようです。観光に不便はそれほど感じませんでしたが、ジョージアの人は普通にジョージア語でメールを売っていて関心してしまいました。
マクドナルドに至っては、左のマークが無ければ全くわかりませんでした。ここジョージアには、世界的なファストフード店はほとんどありました。
ジョージアの産業
ジョージアは、アゼルバイジャンのような資源がないため、二次産業が発展しているようです。その他にもサービス業があり、近隣のイスラム国家とは、少し違う経済成長をしているように感じました。
製造業で珍しいのは、ミサイルの製造・販売を行っているそうです。今回、観光で工場を見せていただくことができました。
写真は、戦闘機に搭載するミサイルの模型です。機械好きには、ワクワクするかもしれませんが、一般的には興味ない方のほうが多いかもしれません。(個人的な趣味ですいません)
またジョージアでは、カジノが盛んです。このホテルの地下には、大きなカジノが併設されています。その他、街中には、大規模〜小規模のカジノがたくさんあります。カジノ好きには、たまらない環境ですね。
ホテルは、比較的安く・質の高いホテルが多かったです。
ジョージアへの行き方
ジョージアには、私の住んでいるアゼルバイジャンからは、飛行機・電車・車で行くことができます。今回は、歩いて国境を渡ってみたかったため、車と飛行機を利用しました。
陸路でアゼルバイジャンのバクーから行く場合には、車(タクシー)で5〜6時間程度です。バクーの国際バスターミナルに行くと国境までのタクシーがたくさん待機しているので、交渉します。だいたい2名で50〜60 AZNで国境まで行くことができます。
アゼルバイジャン側から国境に入り出国スタンプを押してもらうと国境間を徒歩で進んでいくとジョージアの入国管理局があります。
アゼルバイジャンから、ジョージアに行く場合、問題はありませんが、ジョージアからアゼルバイジャンに入国する際には、ビザが必要になるため、事前にトビリシにあるアゼルバイジャン大使館でビザを取得する必要があります。(ビザがないと追い返されますので、ご注意ください)
トビリシ国際空港は、かなり小さめの空港で、空港でゆっくり休む場所が少ないです。搭乗口手前には、お土産店やレストランがありますが、それほど充実していないので、お土産や食事は、トビリシ市内で済ませたほうが良いかと思います。
滑走路もそれほど長くなく、こじんまりとした印象です。帰りは、アゼルバイジャン航空のLCCであるButa airwaysを利用しました。このLCCを利用すれば、片道96 AZN(約6,000円)程度でトビリシに行くことができます。
今回は、駆け足の訪問だったため、次回はゆっくりと訪問して改めてレポートします。
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