ヨーロッパとアジアの交差点!トルコ・イスタンブール滞在記!

トルコのイスタンブールに行ってきました。トルコには、まだまだ魅力的な観光地もあるのですが、まずは大都市のイスタンブールを観光しました。まだ他にもアンタリアなどは、夏に行きたいですね。
ちなみに旧市街のブルーモスクなど有名観光地は、今回行っておりません。旧市街地は、春か秋に改めてゆっくりと観光したいと考えています。今回は、イスタンブールの新市街地を中心に観光してきました。
トルコのイスタンブールとは?
トルコ最大の都市でボスフォラス海峡を挟んで、ヨーロッパとアジアの交差する魅力的な街です。ちなみに首都ではありません。首都は、東にあるアンカラになります。
イスタンブールは、ヨーロッパでも上位に入る大都市で人口は約1,600万人と東京都よりも大きい都市になります。気候的には、東京とほとんど変わりませんが、真夏でも平均気温が30℃を下回り、比較的過ごしやすい気候です。
国民のほとんどがイスラム教を信仰しておりますが、中東特有のヒジャブなどを纏っている人は少ないです。1日5回の礼拝の時間には、モスクから曲が流れています。
今回は、新市街の中でも金融・商業の中心地レヴェントに滞在しました。日本で言う東京駅と六本木みたいな場所ですかね。
日本から行くには?
日本からトルコ・イスタンブールへは、東京(成田国際空港)からイスタンブールへの直行便があります。
東京(成田)→イスタンブール:12時間 45分
イスタンブール→東京(成田):11時間 45分
また、時期によって、1回の乗り換えが可能であれば、安いチケットもあります。今回は、2020年2月16日〜21日の6日間の日程で調べてみました。金額的には、かなり抑えることができるので、検討の価値ありです。
【直行便】
ターキッシュエアラインズ:約130,000円前後
2月16日 NRT 23:00 → IST 5:45(翌日17日着)
2月21日 IST 1:55 → NRT 19:40
【乗り継ぎ1回】
エミレーツ航空:約72,000円前後(UAE・ドバイ経由)
2月16日 NRT 23:00 → DBX 6:00(翌日17時着)※乗り継ぎ 3時間55分
DBX 9:55 → SAW 13:50 ※SAW:イスタンブール サビハ・ギョクチェン国際空港
乗り継ぎを1回挟むだけで、かなり料金が変わってきます。エミレーツ航空の他にもエディハド航空、カタール航空なども10万円以下の航空券がかなりあります。到着時間もホテルのチェックイン可能な時間なので、こちらの方が行動はしやすいかもしれません。
ドバイなどは、観光スポットも多く、トランジット時間を伸ばすことが可能であれば、2都市を観光することも可能です。
イスタンブールの空港へ到着
イスタンブールには、現在国際空港が2か所あります。イスタンブール新空港(IST)とイスタンブール サビハ・ギョクチェン国際空港(SAW)です。
ISTは、イスタンブールの中心部から西側、SAWは東側にありますが、タクシーで移動する場合には、どちらも40〜50分程度です。少しSAWの方が遠い気がします。価格的には、150〜200 トルコリラ(約3,000〜4,000円)でメーターが付いているので、ボッタクリ心配は極めて低いです。
今回は、アゼルバイジャン・バクーからの直行便で約3時間程度、イスタンブール新空港(IST)に到着しました。
できたばかりの空港で、どこも真新しく綺麗で、とにかく広いです。
手荷物を受け取るレーンもこの通り、広大です。ちなみに写真は、真ん中から半分を撮影しているので、この倍の距離があります。
真ん中に到着出口があります。この先に再度手荷物のX線検査があります。新空港もセキュリティーは、かなり厳しいです。しかし、特に問題なく通ることができました。
イスタンブール空港〜中心街へ
空港を出るとすぐにタクシー乗り場があり、オレンジ(または黄色)のタクシーが見えるので、ホテル名を伝えて、街中へ。時間的には、40分程度でした。しかし、朝と夕方のラッシュ時には、倍以上の時間がかかるどうなので、移動には十分余裕を持ってください。
途中には、以前にサッカー日本代表の長友選手が所属するガラタ・サライのホームスタジアムです。
イスタンブールの街並は?
イスタンブールは、ヨーロッパとアジアの融合した街としてとても魅力的な街です。また、近代化も進んでおり、今回訪れたレヴェントなどは、高層のビルが立ち並ぶ金融・商業の街でした。
このような近代的なビルが立ち並んでいます。人口も1,600万人とのことで、緑が少ないイメージでしたが、大きな公園や緑地化されたビルなどで、とても過ごしやすい環境です。
遠くにボスフォラス海峡があるのですが、大きなビルもあるのですが、しっかりと緑も残っており、東京の都市とは、全く違う大都市でした。住宅もマンションが多いのですが、戸建住宅もまだまだ多く、新旧も融合されています。
下に見えるのは、コワーキングオフィスの休憩施設と右側には、トルコのUber eatsと同様のサービスを展開している巨大ベンチャーの本社施設になっています。
また、このあたりは、夜になるとライトアップされて、大きな商業施設やレストランがあり、六本木のミッドタウンのように賑わいます。
この辺りには、ホテル、ショッピングモール、オフィスビルなどが立ち並んでおり、夜6時過ぎになると多くの人で賑わいっています。また、治安が悪いと言われているトルコですが、この辺りの大通りでは、怪しい人を見かけることもなく、安心して移動ができました。
しかし、1歩裏道に入ると薄暗い通りなどがあるので、夜にそのような場所には近づかないようにしましょう。
イスタンブールの商業施設!
イスタンブールでは、大きなショッピングモールがあり、お店の種類も日本と変わりません。ZARAなどファストファッションの価格で見てみると日本の1〜2割くらい安かったです。
ここは、イオンモールのような商業施設です。中も清潔で広く、殆どのものがここで揃います。トルコは、ビルなどの施設に入る時のセキュリティーが厳しく、ほとんどの施設でX線検査をしていました。
地下には、大きなスーパーマーケットもあるので、滞在中に必要な日用品なども買い揃えることができます。
隣は、レストラン街になっており、様々な料理をここで食べることができます。何件かのレストランで食事しましたが、どこのレストランもレベルが高く、美味しかったです。
このレストランは、3フロアで店舗数も多いのですが、平日でも夜の6時半頃には、満席になっていました。
トルコ人は、みんな明るく、楽しそうに食事をしていました。この辺りは、20〜30代の若い人が多かったです。
トルコの地下鉄に乗ってみました!
イスタンブールの移動には地下鉄が便利とのことで、今回地下鉄にも乗ってきました。日本同様にプリペイドカード式のイスタンブルカードを事前に購入して、チャージする方法と1回毎にきっぷを買うこともできます。
イスタンブールのヨーロッパ側の旧市街・新市街など観光スポットは、ほとんど地下鉄でまわることができるようです。一部、バスやタクシーも利用できます。今回は、地下鉄にしてみました。
入り口の看板は、日本の地下鉄同様に路線が色で分かれているのでわかりやすかったです。また通路は、少し古い場合もありましたが、明るく、人も多いので、問題なく利用することができました。
なんと券売機には、10ヶ国語翻訳が付いており、日本語もありました!機械翻訳のため、ちょっとおかしな日本語になりますが、意味はわかります。
こんなところに日本語を対応してくれるのを見るとトルコの親日感が伝わってきます。
地下鉄は、5分おきくらいでくるので、ほとんど待ち時間は無いのですが、立派な売店がありました。ここでは、ドリンクや新聞などの他にもスイーツや軽食も販売していました。
車内を取り忘れましたが、とても綺麗で乗り心地も良かったです。
※地元のトルコの方に教えてもらいましたが、これまで実際に危険は感じませんでしたが、スリなどには気をつけなければならないらしく、リュックなどは前に持つようにすること、口の開いたトートバックなどはできれば避けたほうがいいそうです。
世界三大料理のトルコ料理を堪能!
トルコにきたからには、世界三大料理のトルコ料理を堪能しましょう。ヨーロッパとアジアの融合された料理で今まで日本やトルコ以外で食べてきたことはあるのですが、トルコで食べるのは初めてです。
代表的な料理といえば、肉料理のケバブが代表的です。また、料理にヨーグルトやナッツ類を使用していることも特徴的です。似ている料理は、アゼルバイジャンでよく食べていますが、本場の味との違いを見たいと思います。
まずは、前菜の野菜とオリーブ、ドライトマトです。
トマトときゅうりがそのままで出てくるのは、アゼルバイジャンと一緒でした。その他にチーズなどの盛り合わせもありました。
続いて、サラダです。
トマトを細かく刻んで、ナッツと合わせています。イタリアンパセリが彩りで映えますね。ドレッシングは、バルサミコ酢をベースにしており、さっぱりと頂けます。
続いて、トルコ料理のファストフードであるラフマジュンです。
薄焼きピザのようなシート上のレタスやイタリアンパセリを乗せてレモンを絞って、巻いていただきます。シートにしっかりと味がついているので、野菜とレモンでさっぱりと頂けます。
続いて、メインのケバブの盛り合わせ!
今回は、代表的なビーフ、ラム、チキン、つくねのようなキョフテです。焼き野菜も香ばしくて美味しい。どれも単純な塩焼きではなく、絶妙のスパイスがついています。
奥から、
ビーフ :めちゃくちゃ柔らかくて、クセもなく美味しい
ラム :ラムの油もクセがなく、ラムが苦手な人でも食べれるかも
キョフテ:ピスタチオが入っており、食感も味も抜群です。基本的にトルコでは、ひき肉は、ラムか、ラムとビーフのミックスになります。
チキン :胸肉ですが、しっとりやわらかく鶏独自の美味しさを堪能できます。
ケバブには、一般的にお米か、パンと一緒にいただきます。
一人前のプレートでオーダーした場合、
プレートにするとサラダ、ケバブ、焼き野菜、パン、ライス(ケチャップライスっぽくて美味しい)でお腹いっぱいになります。
実はトルコ料理には、まだまだ何倍もの料理があります。今回は、ここまででトルコ料理のまとめも作って公開したいと思います。
おまけ
トルコの街には、露店も多くあります。よく朝食に食べる「スィミット」というドーナツ型でごまの風味が香ばしいパンがあります。
こんな露店が道路沿いにたくさんあります。一つ、30〜50円くらいで購入できます。できたてのスィミットはしっとりと柔らかく美味しいです。ぜひ、イスタンブールに来たときには食べてみてください。
イスタンブールは、広く、歴史が長く、一回のレポートではお伝えしきれませんでした。今後もイスタンブールには、定期的に行くので、随時アップデート情報をお伝えしてきます。
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