アゼルバイジャンでNo.1!?美味しいアジア料理店をご紹介!
前回のおすすめホテルに掲載したブルーバード・ホテル・バクー・オートグラフ コレクションの中に1月下旬にオープンしたアジア料理店のプレオープンに行ってきました。
このブルーバード・ホテル・バクー・オートグラフ コレクションは、アゼルバイジャンで一番大きいホテルグループであるアブシェロン・ホテル・グループの運営するホテルであり、この他にもJWマリオットホテル・インツーリストホテルなど複数のホテルを運営しています。
今回、ここに新しいアジア料理店がオープンするとのことでご招待いただきました。
ブルーバード・ホテル・バクー・オートグラフ コレクション
バクー中心部から、車で10分程度のカスピ海沿いにある高級ホテルです。大きなビジネスカンファレンスホールも併設されており、世界中からのお客様が宿泊するホテルです。
最近は、中東・アジア方面のお客様へのアプローチを重視しており、まだアゼルバイジャンでは少ないアジア料理のお店を作られたようです。
ホテルの詳細については、以下にてご確認いただけます。
Green Town Asian restaurant
ブルーバード・ホテル・バクー・オートグラフ コレクションには、色で分けられたレストランが3店舗入っています。
- ホワイト(白):ヨーロッパ料理
- ブラック(黒):インド料理
- グリーン(緑):アジア料理
今回は、グリーンのアジア料理店が新しくオープンしました。
ホテルエントランスから、レストランへの入口にはこのようなオブジェが飾られています。まずは、白を基調としたレストランの入口があり、その次に今回の緑のアジア料理店になります。
これまでは、ホワイト(白)とグリーン(緑)のレストランコンセプトが似ていたため、メニューもほとんど一緒で、グリーンは、朝食ビュッフェなどで利用されていました。
今回は、このレストランに約300,000 USD以上の資金を注いでリニューアルしたとのこと。最近アゼルバイジャンでは、アジア方面からの観光客が増えていますが、美味しいアジア料理を提供するレストランがまだまだ少ないです。
店内設備
これまで、洋風なインテリアでしたが、内装をリニューアルしてこのような感じに仕上がっています。
店内のイメージカラーは、グリーンで統一されています。一部これまでのインテリアも残っています。小物類が新調されていますね。
これまで、円卓はなかったので新しく新調したようです。円卓があるだけでアジア(中華)風の雰囲気になっています。
個室も新しく作られていました。結構、チャーニーズレストランの雰囲気がありますね。仕切りや小物などもここアゼルバイジャンでは、見たことのないものが多く、わざわざ輸入したとのこと。
オープンキッチン
キッチンは、オープンキッチンに作り変えられていました。
圧巻は、アジア料理を専門とするシェフ9名を海外から招聘したとのこと。リッツ・カールトンホテルのレストランなど世界一流のシェフを一気に9名呼んでおり、本気度が伺えますね。ちなみに日本料理人やアジア料理のシェフを1〜2名招聘しているレストランはありますが、9名は聞いたことがありません。
厨房機器も本格アジア料理ができる使用のものを輸入しています。
設備も新しく中では、忙しく料理が作られていきます。このレストラン以外では、高級アジア料理店「CHINAR」さんくらいが、この規模のオープンキッチンを持っています。
シェフもとても優しくホスピタリティーに溢れ、写真を撮影していたら、作っている姿を見せてくれました。この火力は、アゼルバイジャンでは珍しいですね。
食材
アジア料理に必要な食材は、アゼルバイジャンで手に入らないことが多いです。ここのレストランは、必要なものは外国からの輸入をしているそうです。
アゼルバイジャンでは、見たことのない大きく立派なきくらげなどがありました。この他にも香辛料なども輸入しているそうです。
いろいろな香辛料が盛られています。素人ながら、大きく形の揃っている香辛料なので、これだけでも高そうです。
この北京ダックは、ここアゼルバイジャンでは手に入らないため、ドイツから輸入しているとのこと。今後は、本場中国からも輸入をするかもしれませんが、直近では新型コロナウイルスのため、中国からの輸入は一切していないそうです。
料理
メニューは、お店の方のおすすめでから好きなものを選んでみました。
前菜、点心、スープ、シーフード、肉料理など豊富なメニューが並んでおり、迷ってしまいました。今回は、数点をオーダー。
まずは、春巻きにチャレンジ!、なぜチャレンジかと言うと、これまでアゼルバイジャンで何店舗かで春巻きをオーダーしたことがあるのですが、どれもお世辞にも美味しいものがありませんでした。
今回は、おすすめとのことでオーダーしてみました。小ぶりの春巻きですが、皮がしっかりとしており、カリッと。中のエビと餡が大変美味しく、日本でも珍しいくらいの美味しさです。
ここの春巻きは、おすすめです。
続いては、香港風北京ダックとのこと。通常の香港風北京ダックは、骨が付いているようですが、今回はサービスで外していただけました。また、最初だったので一番小さいハーフサイズを注文しましたが、このボリューム!
4名で食べて丁度いい量かもしれませんね。
付け合せは、きゅうりのみで、ネギはないそうです。甘い甜麺醤を付けて薄皮に巻いていただきます。
小ぶりの薄皮で丁度いい大きさです。本格的な北京ダックは、皮だけを食べるといいますが、貧乏性の私は、肉付きが嬉しいです。お肉もジューシーでとても美味しいです。
エビのシンガポールチリソースです。こんな大きなエビをアゼルバイジャンで初めてみました。エビは、プリプリで少しピリ辛のソースにマッチしています。写真では伝わりにくいかもしれませんが、かなり大きいです。
いんげん豆と揚げ豆腐の炒めものです。もちろんいんげん豆が冷凍ではなく、シャキシャキした歯ごたえと水々しく美味しいです。これは、見た目以上に辛かったですが、ビールが進む炒めものです。
シメは、焼きそばをオーダー。美味しい麺が少ないアゼルバイジャンでちゃんとした焼きそばで、少しオイスターソースを利かせたアジアンテイストの焼きそばでした。
ちょっと少ないかなと思っていましたが、このくらいの量で充分でした。まだまだオーダーしていないメニューもあるので、次回チャレンジです。
デザート
デザートには、3品をオーダーしました。
まずは、エッグタルトです。生地がサクサクで、真ん中のエッグもコクが有り、甘すぎず丁度いい塩梅です。小ぶりなので、別腹で何個も行けてしまいそう。
続いて、チーズスフレです。どちらかというとベイクドチーズケーキに近いかもしれません。チーズのコクにレモンの爽やかさが加わっており、こちらも美味しいです。
最後に謎であった「MOCHI」をオーダー。見た目には、雪見だいふくに見えています。海外では、アイスではなくクリームなどを入れたデザートが流行っていますね。
ここのもちは、クリームとカットしたフルーツが入っていました。これはこれで美味しいかったです。
今回は、初めての訪問でおすすめのオーダーを頂きましたが、ここのお店は、まだまだ何倍もメニューがあるので、またリピートしたいと思います。
現在のアゼルバイジャンでは、一番と思うアジア料理のお店です。アゼルバイジャンに旅行に来たときに思うのは、数日アゼルバイジャン料理でも美味しいのですが、肉が中心で脂も多いので、アジア料理が恋しくなることがあります。
そんなときには、ぜひおすすめしたいレストランです。
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